転職を決める前に
営業と子育ては両立できる?転職で変えたいのは、職種より働き方かもしれない

子育てをしながら営業を続けるのは難しいのではないか。営業の仕事は好きなのに、転職するなら別の職種を選ぶしかない。そう考えている方に、知っておいてほしいことがあります。
営業と子育てが合わないのか。それとも、今の会社の営業の進め方が、自分の暮らしと合わなくなっているのか。ここは分けて考えたいんです。withworkでも、転職して営業のキャリアを続けている方がいらっしゃいます。
こんにちは。XTalent代表の上原です。withworkはワーキングペアレンツのためのハイクラス転職サービスとして、キャリアと家庭をトレードオフにしたくない方の転職を支援しています。
お客様の役に立ちたい。その気持ちまで手放さなくていい
お客様の話を聞き、課題を見つける。提案が受け入れられて、役に立てた実感がある。営業の中には、そういう面白さがありますよね。
でも、顧客の予定に合わせて夕方の商談が急に入る。夜の会食が続く。出張が多い。数字のプレッシャーに加えて、見積もりや契約後の対応まで抱えている。負担になっているものは、人によって違います。
その全部を「営業だから」でまとめず、どこが特に難しいのかを考えてみてください。移動が減れば続けられるのか。急な予定変更が少なければよいのか。仕事量や目標の置き方に無理があるのか。困っていることによって、選ぶべき環境は変わります。
お客様との関係をつくる仕事が好きなら、その力を別の会社で活かせないか。職種を変える判断は、その可能性を見てからでも遅くないと思います。
「営業募集」の中身を、もう少し細かく見る
同じ営業でも、商談の獲得から提案、契約、導入後の支援まで一人で担う会社と、チームで分担する会社があります。扱う商材や顧客によって、訪問の必要性や商談が入りやすい時間帯も違います。
分業されているから楽、オンライン商談だから育児と両立できる、とまでは言えません。商談が一日中詰まっていれば、時間の調整は難しいかもしれない。名前ではなく、その人の一日を知りたいところです。
新規のお客様を開拓する営業と、既存顧客の課題を聞き、取引を広げる営業でも、求められる力は違います。オンライン中心の商談やインサイドセールスという関わり方もありますし、導入後の活用や成果を支えるカスタマーサクセスに関心を持つ方もいるでしょう。ただし、カスタマーサクセスは営業と同じ仕事とは限らず、売上責任や担当範囲も会社によって異なります。
その先には、営業企画・営業推進や、データと業務の仕組みを整えるSales Opsという選択肢もあります。誰でもすぐに移れるという話ではありませんが、営業として顧客を理解し、改善に関わってきた経験が、次の役割の土台になることは考えられます。
転職時は経験のある営業として入り、事業や顧客への理解を深めながら役割を広げる道もある。ただ、「将来は企画にも行けますよ」という一言だけで決めないでください。実際に異動した例や、求められる経験、選考・評価の基準を聞き、当面の営業の仕事自体にも納得できるかを確かめたいですね。
面談では、次のようなことを確かめてみてください。
- 商談をつくるところから契約後まで、どこを自分が担当するのか。
- 顧客との商談は、普段どの時間帯に入るのか。急な変更はどう調整しているのか。
- 訪問・会食・出張はどのくらいあり、繁忙期や担当顧客によってどう変わるのか。
- 目標は何を前提に決まり、達成に向けてどんな支援があるのか。
出張については「たまにあります」だけでなく、最近の実績や泊まりの有無、事前にどれくらい予定がわかるかまで聞けると、生活に当てはめやすくなります。過去の実績が将来も同じとは限らないので、入社後に想定される担当範囲も併せて確認します。
働き方の希望と一緒に、営業としての強みを伝える
企業には、避けたい働き方だけでなく、どんな営業で力を発揮してきたのかを伝えたいですね。顧客の課題を掘り下げて提案を組み立てるのが得意なのか。社内を巻き込んで大きな案件を進めてきたのか。既存顧客との関係を深めてきたのか。
これまでの実績について、何を課題と捉え、どう動いた結果なのかを話せると、次の会社で任せたい仕事も具体的になります。売上の数字だけでは伝わらない経験もあるはずです。
そのうえで、お迎えの時刻や対応できる出張の範囲などをすり合わせる。条件を認めてもらうために無理な働き方を約束するのではなく、その条件の中で、どう成果を出していくかを話すということです。
別の職種に挑戦したいなら、それも大事な希望です。ただ、「親になったから営業は卒業しなければ」とだけ思っているなら、もう少し選択肢を見てみませんか。withworkでは、営業のどこが好きで、何を変えたいのかを聞かせていただきながら、これまでの経験を活かす転職を考えていきたいと思っています。
まだ転職を決めていない方は、公式ポッドキャスト「キャラトラ」やInstagram(@withwork_official)もフォローしてみてください。仕事と暮らしを考えるきっかけを、引き続きお届けします。
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