2024.8.21

【夫婦円満の秘訣】うまくいく共働き夫婦の特徴と仲良しでいるための心得

#共働き
#夫婦円満
  • 記事をシェア

できることなら「夫婦円満」でいたい!
そう思いながらも、違う人間同士が暮らすと対立や不和が起きてしまうもの。

とくに共働き夫婦の場合は、仕事と家庭とのバランスの取り方が難しく、日々の忙しさやストレスの中でどうしてもお互いへの気配りが疎かになりがちです。
そこから夫婦関係の悪化につながってしまうことも…

共働き夫婦が円満でいるためには、どのような工夫ができるのでしょうか?

そもそも「夫婦円満」とはどんな状態?

円満とは、「調和が取れていて、穏やかな状態」なこと。
夫婦においては、信頼関係を築き、支え合いながら生活することで調和の取れた穏やかな状態を保つことが、夫婦円満と言えるでしょう。
言葉で言うのは簡単ですが、毎日の生活の中で“円満”を維持するためには意識づけが大切。
夫婦が共に歩み寄り、理解し合う姿勢が何よりも求められます。

共働きで生じやすい不満例

夫婦間で生じるズレは、大きくなればなるほど修復が難しくなっていくもの。
それを防ぐためには小さな不満を言語化していくことが解決の第一歩です。
まずは、共働き夫婦で起きやすい「不満」を紐解いてみましょう。

家事・育児に関する不満

共働き夫婦の場合、「あるある」なのが、仕事と家庭の両立に関する不満です。
家庭を運営する上で欠かせないのが家事・育児ですが、
正解がないため不満が生じやすい領域です。

<不満例>

  • 夫婦の家事育児の割合に、片方が納得いっていない
  • パートナーの家事育児に求める完成度が高く、やっているつもりでも不十分と言われる
  • 「ゴミ箱にゴミ袋をかける」、「トイレットペーパーを使い切ったら変える」、「裏返しで脱いだ服を元に戻す」など、いわゆる“名もなき家事”に片方が気付かない、言われないとやらない

コミュニケーションに関する不満

忙しい日常、限りある時間の中で削られがちなのが夫婦の時間。
夫婦だからこそ「言わなくても分かり合えるだろう」とコミュニケーションを省いてしまうこともあると思いますが、互いに納得がいっていない場合は不満につながります。

<不満例>

  • コミュニケーションを取る時間や回数が少ない
  • 相手が聞く耳を持たず、話したくても話せない
  • 小言や否定的なことばかりが返ってくるため、話す気になれない

生活スタイル・価値観に関する不満

違う環境で育った他人同士、生活スタイルや価値観に違いがあるのは仕方がありません。
でも、生活を共にするパートナーとしては歩み寄ることで、その夫婦らしい生活を確立していきたいですよね。
一方的な振る舞いは不満の元です。

<不満例>

  • 平日は飲み会で遅く、休日はゴルフで不在など、片方が家庭を顧みない生活を送る
  • 家計を考えず、衝動買いを繰り返す

共働き夫婦は家事・育児の分担やコミュニケーション不足、生活スタイルや価値観の違いなどから不満が生じやすく、夫婦円満が維持できなくなる可能性がでてくると言えそうです。

共働きで夫婦円満を維持するポイント

夫婦で暮らす日々はあくまでも“日常”。
些細な疑問も何気ない喜びも、ただ漠然と流れていく何でもない出来事になってしまいがちです。
一つひとつの小さな出来事の積み重ねで夫婦の生活が成り立っていることに気を配るためにも、まずは「夫婦円満でありたい」という意識を持ち、互いに伝え合うことが何より大切です。

互いを尊重し、支え合う意識を持つ

友人や同僚と世間話をしていると、盛り上がるのはパートナーの愚痴。
愚痴は共感しやすく手っ取り早いコミュニケーションの手段になるのでついつい話してしまうこともあると思います。
しかし、そのような時でも、根底には今後何十年一緒に生きていくパートナーのことを尊重し互いに支え合おう、という気持ちを意識して持っておきたいものですね。
この“意識する”という部分が鍵です。

パートナーの仕事やキャリア観について理解を深める

相手の職場での状況やキャリアの目標を知っておくと、パートナーとの支え合いがしやすくなります。
仕事の忙しい時期や集中すべきタイミングを互いに把握しておくことは、家庭運営を円滑に行う上で非常に役立ちます。
相手の状況を知ることで、「自分だけが大変」と思い込む不満の解消にもつながります。

相手の「苦手なこと」「嫌いなこと」を知る

忘れがちなのが、共に家計を担い家事育児を分担する上で、パートナーの苦手なことや嫌いなこと、やりたくないことを知っておくこと。
自分にとって当然にできることができていないと「なんでこんなこともできないの?」と思ってしまいがちですが、それは単に相手が苦手だからという可能性も。
互いの得意・不得意を認識し合うことで、不必要な諍いを減らすことができます。

夫婦円満を保つためには、お互いを尊重し、感謝の気持ちを伝えることが大切です。
忙しい日常の中でも、コミュニケーションを大切にし、些細なことでも話し合い、互いの価値観を理解し合うことで、共働き夫婦でも円満な関係を維持することができます。

共働きが夫婦円満でいる秘訣は?

それでは共働きの忙しい日常の中でも、意識できる秘訣には具体的にどんなものがあるのでしょうか。

日々のコミュニケーションや報連相を大切にする

どんなに親しい間柄でも頭の中を覗くことはできず、考えていることは口にしなければ相手には伝わりません。
まずはこまめに報連相(ほうれんそう)することを心がけ、日常的な会話が生まれるようにしておきましょう。

些細なことでもきちんと話し合う

「言わなくてもわかるだろう」「察してくれるだろう」はNGです。
小さなほころびを放置しておくと、後々大きな溝になりかねません。
問題は小さなうちに、どんな些細なことでもこまめに話し合うようにする習慣をつけておくことがおすすめです。

日頃から仕事のことについて話す

家では仕事の話はしない、という主義の方もいるかもしれません。
仕事の細かい内容の話まではしなくても、チームメンバーの話、同僚と食べたランチの話…。
そんな何気ない話でも共有しておけば、パートナーは仕事状況を推し量ることができ、家庭運営にも反映できます。

伝え方を工夫する

もし相手に不満があっても、一方的に感情的な態度をとってしまうと逆効果。
コミュニケーション手法の一つで、主張を伝えつつ相手を傷つけない「アサーション」という方法があります。
主語は“You”ではなく“I”にする、否定的な言葉ではなく肯定的な言葉を使うなどのTipsを活用してみましょう。

相手の価値観や意見を尊重する

自分とパートナーは別人格であり、それぞれ違う価値観や意見を持つということを忘れないようにしましょう。
言うまでもないことですが、ずっと一緒にいるとついそのことを忘れて過ごしてしまうものです。

食事の時間など、一緒にいる時間を大切にする

慌ただしい日々の中でも、食事中の数十分、朝出かける前や寝る前の数十分、意識的に一緒にいる時間を取り絆を深めるよう心がけましょう。

ひとりの時間も大切にする

ふたりの時間を大切にすると同時に、ひとりの時間も取れるよう互いに配慮することで、それぞれがリフレッシュできます。
結果、精神的にも安定し夫婦の時間も穏やかになるでしょう。

感謝の気持ちを忘れない/伝える

長く一緒にいると「やってくれて当たり前」の空気になってしまいがち。
ですが「ありがとう」の気持ちを忘れずに、そしてきちんと口に出して伝えることで、更なる信頼関係を築くことができます。

家事育児の分担を定期的に見直す

家庭内の役割分担は生活の中でなんとなく決まってくるもの。
でも、一度決めたやり方に固執せず、仕事の状況やライフスタイルの変化に応じてそのときそのとき、家族にとってベストなやり方を見つけていけるようにできるといいですね。

一緒にいられる当たり前の日常に感謝して、コミュニケーションを重ねていくこと。
シンプルですが、それが夫婦円満を保つ秘訣です。

円満でいたいけど、家庭に時間を割けない…。柔軟な働き方ができる企業への転職も視野に

仕事が多忙で時間的にも精神的にも余裕がなく、夫婦円満でいるために何かを心がけるのもヘトヘト…。
そんなときは、キャリアも家庭も大切に考えてくれる企業への転職を検討してみるのも選択肢のひとつ。

共働き&子育て世代に特化した転職エージェントであるwithworkは、リモートワークなど柔軟な働き方が可能で育児など時間制約があっても活躍できる企業を厳選しているのが特徴です。
理想の働き方やキャリアの実現に向けたサポートを受けながら、ライフワークバランスのとれた生活を目指せる転職活動ができますよ。
最近は、男性からのご登録もどんどん増えています。

「まずは情報収集からやってみようかな」という方は、ぜひお気軽にLINE登録から始めてみてくださいね。

\ ご登録はこちら /

まとめ

夫婦には夫婦ごとの形があり、どれが正解というものはありません。
とはいえ、円満な共働き夫婦を維持する上では、小さな努力と工夫が必要であることはどの家庭でも共通しています。
ただ漫然と過ぎ行く毎日の中でもこまめにコミュニケーションを取り合い、互いを尊重し支え合うことで、夫婦円満を維持できるよう心がけたいものですね。

  • 記事をシェア
監修 / 鈴木 友子

新卒で英会話スクールの営業職としてセールスやマネジメントを経験した後、大手ヘルステック企業でのキャリアコンサルタント職や新規事業立ち上げを経て、30代はじめに教育スタートアップの創業に参画。プロダクトマネージャーとして働きながら、3度の出産・育休を経験。仕事と家庭の両立に人一倍悩んできた原体験からwithworkに共感し、現在に至ります。

ライター / 高野 萌乃

ライター・編集として雑誌やweb媒体にて活動。ライフステージの変化とともに働き方を模索しながら、自分らしい生き方を研究しています。withwork magazineでは立ち上げ当初よりライターとして参画中。

この記事の監修者
鈴木 友子

新卒で英会話スクールの営業職としてセールスやマネジメントを経験した後、大手ヘルステック企業でのキャリアコンサルタント職や新規事業立ち上げを経て、30代はじめに教育スタートアップの創業に参画。プロダクトマネージャーとして働きながら、3度の出産・育休を経験。仕事と家庭の両立に人一倍悩んできた原体験からwithworkに共感し、現在に至ります。

この記事のライター
高野 萌乃

ライター・編集として雑誌やweb媒体にて活動。ライフステージの変化とともに働き方を模索しながら、自分らしい生き方を研究しています。withwork magazineでは立ち上げ当初よりライターとして参画中。