こんにちは、共働き&子育て世代向け転職サービス『withwork』です。
今回は、「転職して前職よりも年収ダウンして入社した場合、年収アップする確率を知るにはどうしたらよいのか?」という質問に、キャリアアドバイザーの西尾・重松・金城が答えていきます!
私は転職エージェントに身を置くキャリアアドバイザーなので、仕事の内容的にもこれから転職しようとしている方と面談をすることが多いのですが、転職理由として、「年収ダウンして入社したけど、なかなか上がらないから見切りをつけて転職したい。なので、今回は絶対に年収アップして転職したい。」そんなお声をいただくことがあります。
よくネット上でも、「転職時、しっかりと年収を上げておきたいよね。なぜなら入社後、なかなか上がらないから。」といった話を見かけますよね。
たしかに、これまでの経験をそのまま活かして転職する場合は、「年収を下げる意味ってなんだっけ?」となりますよね。
一方で、なかなか転職前にチャレンジできなかったことや経験でできなかったことが、「この会社に入社すればできる!」といったような、経験を買いに行くような転職の場合は、一時的に前職よりも年収を下げて転職する方もいらっしゃると思います。
その後ですよね。年収は上がるのか、下がったままなのか。
私が転職をご支援した中では、「順調に上がりました」というご報告が多いですね。
人や企業によると思いますが。
人の場合は、入社後に活躍したかどうかですよね。
でも、中には活躍したし成果も出したし、評価もすごく良いけど、なぜか年収が上がらない。
そんなケースもあるかと思います。
そうなんですよね。
入社後の年収の上がり方は、その人自身の活躍にもよりますし、仮に活躍したとしても、企業側の評価の仕方や経営状況も影響しますので、入社前には分かりづらいというのがありますよね。
それを入社するか決断する前に、どう確からしい情報を集めるかといTips的なものをお話できればと思うんですが、なかなか難しいですよね。
人事制度は社外秘としていることが多く、公開されていませんし。
内定が出た後のオファー面談の場でそういった説明もありますが、「ここまで頑張ってくれたら、このくらいまで年収が上がるのでがんばってくださいね。」と言われても、それを真に受けて良いのかという所ですよね。
企業によっては、オファー面談のタイミングで、グレードの説明やそれに応じた給料レンジを示してくれる所は割とある印象なのですが、ただ、「それはどのくらいの成果を出したら上げてくれるのか」「実際に上がっている人はどのくらいいるのか」といった所はつかみにくいですよね。
グレードと給料がちゃんと紐づいている場合だと、グレードを上げることに注力したら自動的に給料も上がると思うのですが、中には給料レンジが曖昧な企業も結構あります。
あと、「そもそもちゃんと評価してくれるのか」もありますよね。
評価が、評価社の感覚や好き嫌いでされていないか。
この辺りの実態が、外からだと非常に分かりづらいですよね。
もし私だったらどうするか…であれば、同じようなバックグラウンドの人との面談をリクエストしますね。
中途社員で同じくらいの年齢の方との面談の場を設けてもらって、「私も中途で入社しようと思っているのですが、早期で活躍したいと思っています。入社されてから実際、評価はフェアに感じていますか?入社時よりも、評価に伴ってちゃんと納得のいく年収レンジアップをしていますか?」と聞いてみます。
そうすると、割とリアルに近い情報が得られるというのはあるかもしれないですね。
もし面談の場をリクエストする場合、タイミングは内定が出た後なのでしょうか?
内定後の方が良い情報が取れる気はしますね。
面接中に聞くと、その面接官からの回答になるので、リアルと言うよりは制度上の回答をされることが多いと思うんですよね。
「制度上、うちは絶対に上がりません。」という企業はないですよね。
でも、蓋を開けたらなぜか上がらないと悩んでいる人は多い。
制度の話ではなくて、実際の情報がほしいのであれば、面接官ではない人に聞いた方が良いと思います。
「面接官以外と話をさせてください。」とリクエストをしたら受けてくれる企業は全然ありますが、それは選考を終えてから、となるケースが多いです。
また、内定後にリクエストを出したほうが、企業側も採用したい人であればその人のリクエストにできるだけ答えたいとなるのが心理かなと思うので。
企業側にはどのようにリクエストするのが良いでしょうか?
「入社したら早期に活躍・貢献したいと思っているのですが、私と同じように中途で入社された方とお話をさせていただけませんか?中途で入った場合、どんな準備が必要なのかなどを知りたいです。」といった言い方であれば、採用側も悪い気はしないと思います。
多くの企業は、きちんと内情を知ったうえで入社するかの判断をしてほしいと思っているので、積極的に知ろうとしてくれているんだ、と。
どちらかといえば、そういったリクエストを出した時に渋ったり、いぶかしんだりされた場合は、逆に要注意ですね。
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