2024.1.17

【働く女性】理想のキャリアプランの立て方と押さえておくべきポイント

#キャリア
#仕事と育児の両立
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女性の社会進出が進み、就業する女性の数は年々増えています。
男女共同参画局が発表した男女共同参画白書によると、女性の就業率は年代を問わず増加しており、特に25歳~34歳の女性の就業率の伸びが著しいことがわかります。
一方で、
働く女性は年々増えているとはいえ、仕事とプライベートを両立させるには依然として課題も多く、キャリアプランに悩む女性は少なくありません。
そこで、本記事では
女性がキャリアを考える上で考慮しておきたいことについて考えてみます。

なぜ多くの女性がキャリアに悩むのか?

女性の就業率が増えながらも、キャリアに悩む女性が多いのはなぜなのでしょうか。
働く女性に立ちはだかる壁についてみていきます。

男性よりライフイベントの影響を受けやすい

厚生労働省の調査によると、第一子出産後の継続就業率は69.5%であり、約3割の女性が出産後に退職をしていることがわかります。
妊娠・出産は女性にしかできないこと。キャリアという観点から考えればどうしても産育休によるブランクが発生します。
出産が終わればすぐに復職できるとも限らず、母子の健康状態や子どもの預け先の都合等、キャリアの継続そのものを左右する要素が多く存在します。

家事・育児負担が女性に偏っている

共働き夫婦が増えたとはいえ、家事や育児は女性の担当という家庭がまだまだ多いのも現状です。
株式会社リンナイが既婚男女を対象に「夫婦の家事分担」について調査したところ、一番多かった回答は「妻9割、夫1割」だったのだとか。
あらゆる家事を女性が担っていることが窺えます。
これには、女性自身が「家事・育児は女性の仕事」と思い込んでいたり、夫婦間の収入差を気にして分担を言い出せなかったりという意識の問題も根強く残っています。
女性にしかなしえない妊娠・出産に加え、無意識に女性の仕事と思い込んでいる家事・育児が女性がキャリアを考える上での大きな悩みのタネとなっているようです。

キャリアを継続する理由

それでも、多くの女性たちが悩みながらもキャリアを継続しようと頑張る源にはどんなものがあるでしょうか。
ワーキングマザーの方々に意見を伺ってみました。

働くこと自体にやりがいを感じる

30代、マーケティング職
私が仕事を続ける理由は、働くことが好きだからです。もちろん大変なこともたくさんありますが、頑張って準備をした企画が通った時の喜び、仲間と一緒にプロジェクトを完遂した時の達成感、日々の業務を通じてビジネスパーソンとして成長を感じることも、私が仕事を続ける原動力になっています。また、社会への貢献や、社会とつながっている感覚を得られることも理由の1つですね。育休中は、慣れない育児と子どもと家で2人っきりという孤独な環境でメンタルがやられそうになったこともあり…。多忙ではありますが、家庭以外の居場所があることの大切さを実感しています。

中長期的なリスクヘッジとなる

30代、事務職
パートナーがいつまでも元気で働けるとは限りません。病気になったり、何らかの理由で休職や退職をしたいと思ったときに背中を押してあげるには私にも稼ぎが必要。それに、今は全然考えてませんが、もしかしたら離婚をすることもあるかもしれません。いろんなことを考えると働き続ける方がいいなと感じます。

選択肢の幅が広がる

40代、営業職
単純にダブルインカムの方が、選択肢が広がると思うからです。子どもがやりたいことをやらせてあげたいし、自分たちの老後だってホームに入れる選択肢を持っておきたい。」

自己実現や社会とのつながりなど、仕事をしたいと思う理由には色々な意見がありました。
一方で、日々の生活や子どもの将来を考えた時に、共働き世帯や子育て世帯がキャリア継続を目指すのは、金銭面が大きな理由となることもが多いようです。

女性がキャリアを考えるうえで、押さえておくべきポイント

それでは、仕事かプライベートか、どちらかを選ぶのではなく両立して安定した生活を築けるようなキャリアを継続するためには、どのようなことに気をつけておくといいのでしょうか。

パートナーと話す

生活を共にするパートナーがいる場合は、パートナーと積極的に話す機会を持つようにするといいでしょう。
仕事の現状、悩んでいること、どういう生活をしたいと思っているか…。
パートナーのタイプによっては一方的に思いを伝えるだけになってしまうかもしれませんが、思っていることは伝えないと伝わらないので、まずは相手の耳に届けることを心がけてみましょう。

子どもを持ちたいかどうかを考える

授かりものであって、計画通りにいかないものであることは前提としても、将来的に子どもを持ちたいかどうかは一度考えてみてもいいでしょう。
妊娠~出産期だけでなく、場合によっては妊娠前でも通院が必要になることもあり、公私ともに時間のやりくりが求められることもありえます。
まずは、私生活の部分で理想と夢をふくらませておくことが、キャリアについて考える上でもヒントになっていきます。

キャリアプランを立てよう

続いてキャリアの面について理解を深めていきましょう。
キャリアについては、キャリアプランを立てることで「これからどのような仕事や働き方をしていきたいか」をプランニングする方法があります。

理想を描く

まずは自分はどんな働き方、生活スタイルをしたいと思っているのかを徹底的に考えてみましょう。
実現可能性があるかどうかは考えず、自由に発想してみましょう。現在のキャリアの延長上でなくてもOKです。

例えば、

どんな職場で、どんな人たちと服装で、どんな仕事をしてみたい?
どういう場所や家に住みたい?
パートナーや子どもは欲しい?
仕事とプライベートは、どのくらいの割合が理想

思いつかない場合は、ロールモデルや憧れの人を思い浮かべて考えてみるのも助けになります。

今の自分とのギャップと達成手段を考える

理想を描けたら、今の自分がそこに近づくためにはどうすれば良いかを具体的に考えてみます。
それがキャリアプランになります。そうすることで、理想が目標に変わり、たどり着くための道筋を描けるようになります。

ロードマップを作成する

キャリアプランを立てたら、到達するまでのステップをより詳細に落とし込んでいきます。
「いつまでに○○をする」「そのためには今何ができる?」の問いを繰り返すことで、長期的なイメージを可視化できるようになります。
その際、必ずしも今勤めている企業内のみで考える必要はありません。
たとえば、社外での社会人インターンや副業を通じて知識やスキルを積んだり、人脈を広げたりすることも検討してみると、より理想への到達手段を増やすことができます。

キャリアプランを立てれば、迷いが生じたり自分の目指す方向性がわからなくなったりしたときの道しるべとなり、自分の軸を再認識する拠り所にもなります。
難しく考えすぎず、まずは少しずつでもいいので立ててみるのがおすすめです。

キャリアプランを立てる上でのポイント

せっかくキャリアプランを立てるのであれば、より良いものにしたいものですね。
以下のポイントを押さえながら、キャリアプランを有効活用できるようにしていきましょう。

ライフプランも踏まえて作成する

たとえば、「転職」や「ビジネススクールへの入学」を検討しているとしましょう。
加えて、「妊娠・出産」も希望していた場合、どの順番でスケジュールを立てていくかが重要になってきます。
「新しい職場や業務に慣れた状態で、産休・育休を取得したい」と考えている場合は、転職活動の優先度が上がるでしょう。
そうすると、ビジネススクールは育休中にオンラインで受講する、もしくは、子どもが大きくなり育児にかける時間が減ってきてから受講する、などの選択肢も出てくるかもしれません。
一方で、転職よりも授かり物である子どもをまずは優先したい場合は、転職は出産・育休取得後となるでしょう。
このように、自分が望むキャリアプランとライフプランの両方を叶えるプランの作成をしていきましょう。

たくさんの選択肢があることを知る

自身にとってよりよいプランとなるように、具体的なアクションにおける選択肢を知っておくことも非常に重要です。
たとえば、現在会社員として働いていて自由な働き方を求めた際に、起業やフリーランスを思い浮かべる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、
そういった思い切ったキャリアの方向転換突飛な例ばかりではなくても、たとえば「会社員でもこんな仕事や働き方があるんだな」と思える事例が意外とあるものです。
最近では、リモートワークやフレックス制度を導入していたりと、柔軟な働き方が可能な企業も増えています。

また、副業が可能な企業でパラレルワーカーとして活躍している人や正社員&フルタイムで週休3日で働いている人もいます。
理想と現状の働き方にギャップがある方は、「どんな働き方があるだろう?」という視点を持って積極的に情報収集をしてみましょう。
情報収集をした生活していると、いろいろな情報が目につくようになり参考になることもあるでしょう。

定期的に見直す

キャリアプランを一度立てたら、それで終わりにしてしまうのはもったいないです。社会情勢や自分自身の心境など、何かと変化はつきもの。
自分自身やパートナーの異動など、自分ではコントロールできない出来事も起こりえます。
場合によっては転居を伴うこともあるでしょう。
その時々の可能性を踏まえながら定期的にキャリアプランを見直す作業は、自分の軸や大切にしたいことが研ぎ澄まされていく作業でもあり、プランにない想定外の出来事が起きてもブレない自分を確立できるようになっていきます。
定期的に見直すことで常に今の自分にマッチしたキャリアプランを手元においておくことができます。
キャリアプランを更新していく中で、自分自身の価値観や思想に触れることができるのも発見があっておもしろいものです。
時間をかけて見ることで、何年経っても変わらない自分の軸や逆にその時々で柔軟性をもって変化していく部分にも気付くことができるでしょう。

柔軟な働き方が可能な企業への転職も視野に

キャリアについて考える中で、今の環境では理想の働き方の実現は難しいという結論が出ることもあるかもしれません。そのようなときは転職も視野に入れてみてください。求人情報を見るだけでもながら、どんな会社があるのか、そこで働く人たちはどんな働き方をしているのかを見るのも参考になります。
そのような中で、理想にマッチした企業に出会えることもあるでしょう。

効率的に柔軟な働き方が可能な求人情報が知りたいという場合は、そうした転職に強みを持つ転職エージェントを頼るのも1つの手です。
たとえば、「キャリアとライフをトレードオフにしない」をコンセプトにワーキングペアレンツ向けの転職支援に特化しているwithworkでは、働きがいがありつつも、柔軟な働き方が可能な求人を厳選してご紹介しています。
働くお母さんやお父さんはもちろん、育休中の方や不妊治療中の方、これから結婚・妊娠を控えている方など、幅広い方にご利用いただいています。
「まずは情報収集からはじめたい」という方でも、お気軽にwithworkにLINE登録からはじめてみてくださいね。

まとめ

未来とは不確定なものですが、そんな中でもただ手探りで歩くのではなく、キャリアプランという道しるべを持ちながら着実に今を積み重ね、理想の未来へとつなげていきましょう。
女性がキャリアを重ねる上で、不確定な未来を手探りで歩くのではなくキャリアプランという道しるべを持ちながら着実に今を積み重ねていくことは確実に助けになります。
想定外の出来事が起きても、「自分が大切にしたいこと」「そのために今出来ること」に立ち返りやすくなり、軌道修正もしやすくなります。
キャリアプランを更新しながら、理想の未来へとつなげていきましょう。

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監修 / 上田 彩夏

慶應義塾大学卒業後、レバテック株式会社にてITエンジニアの転職支援に従事し、新規カテゴリチームの立ち上げや、リーダーとして20名組織のマネジメントを経験。 その後、家庭の事情で地元の仙台に戻ることになり、自分自身が地方に住むこととキャリア構築の両立に悩んだ原体験から、キャリアとライフの両立に悩みを抱える方の支援がしたいと思い、XTalentに参画。

ライター / 高野 萌奈

ライター・編集として雑誌やweb媒体にて活動。ライフステージの変化とともに働き方を模索しながら、自分らしい生き方を研究しています。withwork magazineでは立ち上げ当初よりライターとして参画中。

この記事の監修者
上田 彩夏

慶應義塾大学卒業後、レバテック株式会社にてITエンジニアの転職支援に従事し、新規カテゴリチームの立ち上げや、リーダーとして20名組織のマネジメントを経験。 その後、家庭の事情で地元の仙台に戻ることになり、自分自身が地方に住むこととキャリア構築の両立に悩んだ原体験から、キャリアとライフの両立に悩みを抱える方の支援がしたいと思い、XTalentに参画。

この記事のライター
高野 萌奈

ライター・編集として雑誌やweb媒体にて活動。ライフステージの変化とともに働き方を模索しながら、自分らしい生き方を研究しています。withwork magazineでは立ち上げ当初よりライターとして参画中。