2025.3.6

不妊治療に専念するため離職。不安を抱えての転職活動で覆された固定観念とは

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今回のwithworkの転職ストーリーは、「お金を前へ。人生をもっと前へ。」をミッションに掲げ、お金の見える化サービス『マネーフォワード ME』や事業者向けバックオフィスSaaS『マネーフォワード クラウド』などを提供する、『株式会社マネーフォワード』へご転職された、久保田 恵美(くぼた えみ)さんをご紹介します。

(※2025年2月時点のインタビュー内容です)

久保田恵美 / 株式会社マネーフォワード Group Management Solution本部 ビジネス戦略部 リーダー
新卒で税理士事務所に入社し、税務アシスタントとして税理士補助をメインに担当、その後、半導体製造装置メーカーの経理部で出納から主計までの財務・管理会計に従事。会社独自の管理会計制度の構築に携わり、管理会計プロジェクト完了後、不妊治療に専任するため離職。その後、子どもの出産・育児を経て、6年後にキャリアを再開。現在は、株式会社マネーフォワードのGroup Management Solution本部にて、カスタマーサクセスを担当。

ーー転職を検討し始めたきっかけは?

前職は不妊治療に専念するために退職したのですが、子どもが年中に上がったタイミングで、「正社員として社会復帰するなら、そろそろキャリアを再開しなければ」と考えていました。
そんな折に、子育てのフェーズが変わっていくのを確信した出来事があったんです。
高熱で寝込んでしまい、夫も帰宅が遅いという日があったのですが、子どもが自ら1人でお風呂に入ったんですね。
何事も親と一緒にしたい気持ちが強く、就寝時も寝かしつけないと寝てくれないような子だったのですが、「ママのために何かをしたい」という思いで自発的にチャレンジする姿を目の当たりにし、成長を実感しました。
そのことがきっかけで再就職を本格的に考え始めたのですが、当時コロナ禍でリモートワークを導入する企業も劇的に増加し、働き方が変わってきていると感じたのも、復帰へのポジティブな後押しになりました。

ーーwithworkにご登録いただいた経緯は?

再就職に向けて気持ちが動き始めたものの、当時夫が単身赴任中だったこともあり、「ワンオペ育児で仕事を再開できるだろうか」「再開したとしても継続できるだろうか」と不安に思っていました。

そうした中、たまたまInstagramで「プライベートを犠牲にしない働き方」というフレーズのwithworkの広告が目に止まったんです。
もしかしたら今の自分が希望している条件にマッチする企業を紹介していただけるかもしれないと思い、withworkに登録しました。

ーーwithworkの転職支援を受ける中で印象的だったことは?

キャリアブレイク期間があったので、自分の市場価値がどのくらいあるのか不安でした。
しかし、担当くださったキャリアアドバイザーの金城さんが、過去の職務経歴を深堀りして経験やスキルを整理してくださったり、私ならではの付加価値を丁寧にヒアリングしてくださったおかげで、自信を持って面接に挑むことができました。

また、金城さんが状況に応じて選考中の企業側とも丁寧に会話をされていると感じたのも、安心して転職活動ができた理由の1つです。
おかげさまで、納得度の高い企業とご縁をいただくことができました。

ーー現職のお仕事内容を簡単にお教えください。

現在は、経理財務領域の『マネーフォワード クラウド連結会計』をご契約いただいた後の、ユーザーの皆さまへの導入を支援する業務をメインで行っています。
2022年12月にリリースした製品で、連結会計製品としてピュアクラウドの製品が少ない状況なので、中堅企業向けの連結会計ソフトとして、新しいスタンダードになるように日々、本部一丸となって活動しています。

ーー現職への入社の最大の決め手をお教えください。

マネーフォワードでは、MVVC(Mission / Vision / Values / Culture)で、目指したい世界観や共通の価値観を言語化しています。
その価値観に自分の思考性がマッチしており、非常に共感したことが最大の決め手でした。

とくにCultureとして掲げている、「Speed・Professional・Teamwork・Respect・Evolution・Fun」は、どれも自分が日々の生活を送るうえで大事にしている価値観なので、きっと企業と思考的な親和性も高いのだろうと感じました。

ーー実際に働いてみて、入社前と現在でギャップなどはありますか?

ギャップは全くありませんでした。
むしろ、外から見ていたカルチャーよりも、一段高いレベルで社内の価値観が醸成されていると感じました。

たとえば、「User Focus」というユーザーの期待や想像を超えた価値を提供するというValuesについては、経営層の発信から現場でのユーザーへの向き合い方まで深く浸透していると感じています。
お客さまの声を丁寧にヒアリングしたうえで、製品の機能アップデートに活かしていきたいので、開発者からユーザー接点のあるカスタマーサクセスに依頼が来たり、カスタマーサクセス自身も製品のユーザー会を開催して、顧客体験を向上させる取り組みなどを積極的に行っています。

ーーワーキングペアレンツ視点で見た時、貴社のカルチャーや風土はいかがですか?

多様性を認めるカルチャーがあるので、ワーキングペアレンツとしても大変ありがたいです。
実際に多様な世代が働いていますが、子育てへの理解や時間の活用など、柔軟に対応していただいています。
また、Fairnessが徹底されており、目標設定や個人のKPIも柔軟に設定や調整することも可能で、より会社への貢献感も高く意欲的に働けていると思います。

ーー転職後、キャリア観や仕事に対する取り組み方に変化はありましたか?

ワーキングペアレンツとして仕事を再開するとなると、キャリアと育児のどちらかを諦め、「ライフステージとしては仕方がない」という割り切りをしなければならないのではないかと不安に思っていました。
しかし、今回の転職活動を経て今の会社に入社し、そういった固定観念を覆すことができたと実感しています。

育児により様々な時間的・物理的な制約がある中でも、それに対する周囲の理解がある環境で、納得度と貢献度が共に高い仕事を選定しながら、自分らしくおもいっきり働くことができています。
そのため、仕事への自己成長感や貢献実感も高い状態をキープできており、子どものいなかった時より、ライフもキャリアも充実していると感じます。

ーー転職後、ご家族との関係性やご自身の人生において変化はありましたか?

夫も「家族を1人で養っている」という経済的なプレッシャーから解放されたようで、おもいっきり仕事を楽しめるようになったようです。
それもあって、ますます私のワンオペの時間が増えていますが、経済的な納得性があるので交渉しやすくなり、仕事をしたい日を前もって夫に伝え家事を交代する、といったこともできています
また、経済的な面でも余裕が出てきたので、自分たちが理想とする、老後も安心して過ごせるライフスタイルの実現に向けて、マンションから戸建てへの住み替えもできました。

ーーこれからのキャリアに対する展望や希望があれば、お教えください。

2025年2月より、マネーフォワードの新たなグループ会社である『マネーフォワードクラウド経営管理コンサルティング株式会社』にも出向することとなりました(『株式会社マネーフォワード』と兼務)。
既存のカスタマーサクセス業務を行いながら、経営管理領域における事業拡大に寄与していくことになります。
過去の経験領域をさらに発展させて、複雑で重要な経営管理領域で企業の成長を大きく支援していくことで、多くのユーザーの皆さまの経営の意思決定に貢献していきたいと思っています。

仕事と家庭の両立に悩んだら、withworkにご相談を

私たちwithworkは、キャリアとライフをトレードオフにしたくないと願う皆さんへの転職支援を行っています。
働くお母さんお父さんはもちろん、これから結婚や妊娠などのライフイベントを控えている方、不妊治療中の方など、ライフを犠牲にしない働き方をめざし、自分の理想のキャリアを描いていきたいユーザーさまに、withworkは徹底的に寄り添います。

「まずは情報収集から始めたい」「同じような境遇の方の転職成功事例について知りたい」という方は、ぜひお気軽にwithworkにLINE登録&ご相談くださいね。

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withworkはそんなビジネスパーソンの想いを全力で応援します。

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