今回のwithwork転職ストーリーは、“オペレーションから、働き方と未来を変えていく”をミッションに掲げ、クラウド型マニュアル作成・共有システム「Teachme Biz」の開発・提供をしている『株式会社スタディスト』へご転職された、井手 春奈(いで はるな)さんをご紹介します。
(※2025年3月時点のインタビュー内容です)
井手 春奈 / 株式会社スタディスト カスタマーサクセス部
不動産営業・医療事務勤務を経て、大手進学塾を運営する企業に入社。教室長として教室運営を経験した後、並行してエリアマネージャー・運営本部業務を兼務。2016年に、人材総合サービスを展開する企業に転職。医療従事者向けのキャリアコンサルタントを担当。入社時から立ち上げの部門を担当し、2年目にチームリーダーに就任。個人営業と並行して新人教育、サービスの拡大に努める。人事業務として採用・ 研修業務を兼務し、グループ長に就任。部門統括を担当。結婚・出産を機に、withworkを介して現職である株式会社スタディストに入社。エンタープライズ向けのカスタマーサクセスとして入社し、現在に至る。

ーー現職の仕事内容を教えてください。
主な業務は、エンタープライズ向けのカスタマーサクセスとして、自社サービスを導入頂いているお客さま向けの活用サポートを通したエクスパンションやチャーン抑止です。
2024年下期から部内に新しく新設されたユニットの立ち上げも行いました。
2025年1月からは産休をいただいております。
ーー転職を検討し始めたきっかけは?
きっかけは、夫の転勤です。
35歳で結婚し、その後まもなく第一子を授かりました。
当時勤めていた人材紹介会社の仕事内容や待遇には不満はなかったのですが、出産を間もなくに控えたタイミングで夫の転勤が決まり、関東から東海の方へ引っ越すことになりました。
ちょうどコロナ禍で一時的にリモート勤務が可能となっていたので、引越し後も東京本社での従来の業務を続けることはできたのですが、育休明けのタイミングでどのような復職の仕方ができるかは未定でした。
全国の地方都市に支部はあるものの、基本的には出社ベースの勤務だったので…。
育休中に上司に相談し、復職後もリモート勤務の許可をいただいたものの、「今後もいつ夫が転勤となるか分からない」「再度転勤となった時に引き続きリモートワークができるとは限らない」といった不安定な状況でした。
そうした中、「将来的にいざ転職しなければならなくなった時、私は転職できるのだろうか?」と不安に感じるようになりました。
これまで営業職として携わってきた業界や業務内容が個人的にややニッチだと感じる部分があったからです。
できる限り若い時に自身のキャリアを広げておくべきだと思ったのと、今後夫の転勤場所がどこになっても問題なく働き続けることができる環境を整える必要があると思い、転職を本格的に検討し始めました。

ーーwithworkにご登録いただいた経緯は?
withworkへの登録は、初めはサービスの運営元であるXTalentに興味を持ったことがきっかけでした。
XTalentは別の転職エージェントからの紹介で知ったのですが、XTalentのコーポレートサイトやwithworkの取り扱い求人を見ていくうちに、自身もユーザーとしても利用したいなと思い、双方に事前確認した上で登録させていただきました。
ーーwithworkの転職支援を受ける中で印象的だったことは?
人材紹介会社に勤めていたので、「どこにお願いするか」以上に「誰にお願いするか」が重要だと思っています。
転職活動を始めて、短期間で20人以上のキャリアアドバイザーと話したのですが、その中でもwithworkで担当してくださった金城さんには、転職支援を越えた“人生相談”にも乗っていただいていたと思います。
私の今後のキャリアの軸作りや、家庭の在り方を考えるヒントなど、様々なサポートをしてくださいました。
また、転職後の家庭内の連携についてヒアリングしてくださったキャリアアドバイザーは金城さんだけでした。
そして、表面的な条件ではなく、その背景で私が何を大切にし重要視しているのかを丁寧に掘り下げてくださり、求人をご紹介いただく際も、「こういった部分が井手さんの理想と合っていますよ」「実際の想定する働き方や、長いキャリアを見据えた上でのメリット・デメリットはこうですよ」とお伝えくださるので、安心してお任せすることができました。
現職に転職後も、キャリアに迷いが出たときには、金城さんに何度かお時間をいただいて壁打ちのような相談をさせていただいております。

ーー現職への入社の最大の決め手は?
転職の軸としていた要素をすべて満たしていたからです。
具体的には、このような軸でした。
①企業の生産性向上や営業力向上に寄与できるような仕事
②成果をもって融通が利くこと(=フルタイム勤務でも柔軟に働けたり、家庭環境の変化にもしなやかに対応ができる)
③自身のキャリアも広げることができる
ーー実際に入社してみて、働き方やカルチャーはいかがですか?
制度以上にカルチャーや風土が醸成されていると感じています。
入社前に想像していたよりも子育て世代が活躍していて、そこに男女差も感じないことにポジティブな意味で驚きました。
入社時の上司(女性)は、お子さん3人の育児をしながら社内の重要な業務に携わっていらっしゃいましたし、幼稚園の送り迎えを担当しながら活躍されている男性マネージャーもいて、それが特別ということもありません。
共有している社内カレンダーには、「家事の時間」と記載されている男性社員もよく見かけますし、数ヵ月〜1年間の男性育休取得も珍しくありません。
会社・自身のキャリア・成果にコミットをする前提がありつつ、個々人が柔軟に働いていると感じています。
私自身、入社後に第二子を授かり上司に報告した際には、体調面を考慮し融通は利きつつ私の志向にあうポジションとして新しく新設するユニットの立ち上げを担当させてもらいました。
産休・育休に入る前には、ユニットの取り組みや成果に関する全社発表の機会もいただきました。
ーー転職後、キャリア観や仕事に対する取り組み方に変化はありましたか?
勤務時間や取り組み方、私個人のモチベーションに変化がありました。
前職はフレックス制度ではなかったので、家庭の時間に合わせるなら時短勤務以外に選択肢がなく、業務のコアタイムに入れないことで成果が出しにくいといった“モヤモヤ”がありました。
現職では、フルタイム勤務で仕事と家庭でのそれぞれにバランスよく向き合って仕事ができていますし、結果として残業時間も半減しました。
理想の形で働けていると思います。
出社日もありますが、私が本社から遠方なこともあって月1回程度におさまっており、それ以外はリモートワークでの勤務をさせていただいています。
ーー転職後、ライフ面で変化はありましたか?
転職前と比較して、よく夫とお互いの仕事のことを共有するようになりました。
とくに夫側の変化が大きかったと感じます。
以前は、仕事が多忙なことに加え、仕事に関して良いことも愚痴もあまり詳細に話さない人だったので、「何が今大変で、何を頑張っているのか」などがよく分かりませんでした。
また、出産後もフルタイムで仕事を続けたい私に対して、夫は「仕事はある程度押さえてもいいのでは。何なら辞めてもいいよ」といったスタンスだったので、当然私の転職活動の背景や希望している条件を伝えてもピンときていないようで…。
転職活動中、金城さんにもよく夫婦での対話について進捗を報告していたのも覚えています。
ただ、転職活動を通して私個人も自分のキャリアについて改めて考えを整理することができましたし、私の考えや「夫婦でこういったことを共有したい」ということを丁寧に伝えていったところ、夫婦間での仕事に関する共有や連携が増え、サポートしあえる状態になりました。
今は、夫も勤務形態を調整してくれて、保育園や病児の対応をかなり受け持ってくれています。
ーーこれからのキャリアとライフに対する展望や希望があれば、教えてください。
あと1年強で40歳になるのですが、まだまだ自分や家族のキャリアとライフのために、種まきをしている段階だと思っています。
様々なライフ面の変化があっても、そうした変化に対応しながらしなやかに働きたい。
自分の志向やモチベーションを大切にしながら、できたら60歳を過ぎても働き続けたい。
そうした自身にとっての理想の状態をキープ、あるいは目指していきたいと思っています。
キャリア面での種まきでいえば、ありがたいことに現職では、スキルアップのための制度や取り組み(社内留学制度やキャリアを見つめ直すワークショップ、新規事業創出を目的とした「GENSEKIプログラム」など)があります。
そうした制度を活用しつつ、自身のスキルアップや今後のキャリアにつながる種まきをしていきたいです。

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