2025.3.25

仕事における充足感、年収アップ、離婚への決断。1児の母が転職を経て切り拓いた未来

#withwork転職ストーリー
#ワンオペ育児
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今回のwithworkの転職ストーリーは、「すべての合意をフェアにする」をミッションに掲げ、自社開発の機械学習を活用したSaaS「MNTSQ CLM」の開発・提供を通じ、契約業務のDXを推進する『MNTSQ(モンテスキュー)株式会社』へご転職された、幕内 みずきさんをご紹介します。

(※2025年3月時点のインタビュー内容です)

幕内みずきさん / MNTSQ株式会社 開発本部・Algoチーム 兼 管理本部・法務チーム Legalドメインエキスパート
法科大学院卒業後、派遣社員として2社で法務を経験し、妊娠に伴い派遣契約を終了。夫が多忙だったこともあり、出産後は2年ほど専業主婦に。ワンオペ育児によるストレスと母子密着が子どもとの関係に与える悪影響を危惧し、子どもを保育園に預けるべく社会復帰を目指す。妊娠前に派遣されていた会社にて、同じ部署だったインハウスローヤーに声をかけていただき、不動産投資事業を営む会社で法務の仕事を再開した後、現職に転職。

ーー転職を検討し始めたきっかけは?
私は妊娠を機に離職し、2年ほど専業主婦を経験した後に、前職に再就職しました。そういった背景もあり、子どもと一緒にいられる時間を犠牲にしてまで働くと決めたのだから「これは意義がある仕事だ」と心から思えないと、自分を満たすことができませんでした。しかし前職では、現場にちゃんとした説明がないまま急な事業方針の転換があったり、それによる業務上の変更があったりと、自分が携わっている仕事が具体的にどのように企業に貢献しているのか分かりづらい場面が増えてきたこともあり、転職を検討し始めました。

ーーwithworkにご登録いただいた経緯は?

転職活動を始めた当初は、夫が多忙だったこともあり、ワンオペで家事・育児をやりくりしながらフルタイムで復職することに自信がなかったため、時短で働ける企業を探していました。そうした求人を扱っていそうな転職エージェントを調べていた所、たまたまwithworkを見つけ、LINE登録するだけで相談を始められる気軽さに惹かれ、登録しました。

ーーwithworkの転職支援を受ける中で印象的だったことは?

担当くださったキャリアアドバイザーのスピーディな対応が印象的でした。LINE登録し、簡単なアンケートに回答すると、即日求人のご提案をいただきました。その後の返信も、他転職エージェントよりも格段に早く、LINEでのやり取りなので細かなコミュニケーションもしやすかったです。具体的なスケジュールでいうと、11/26にLINE登録して、年末年始を挟みつつも、1/9に内定が出るというスピード感でした。

また選考が進むにつれて、私がどう感じたか、どうしたいと思っているかをしっかりと確認くださり、ただ次の職場を見つけるのではなく、私のWillに沿った働き方ができる場所に導くことを目的として支援くださっていることが伝わってきました。私以外の“他者”が、私のキャリアを真剣に考えてくれていることに感動したのを覚えています。

ーー現職のお仕事内容を簡単にお教えください。

アルゴリズムエンジニアと協働し、リーガル分野のドメイン知識をもって自社プロダクトの自動解析システムの品質担保を行っています。また、兼務で社内の法務業務を行なっています。

ーー現職への入社の最大の決め手をお教えください。

法務の経験や知識を活かしながら、開発に直接コミットできるということにワクワクしたのが大きな決め手です。MNTSQに入社する前は私のバックグラウンドを生かせる法務の仕事は、「フロントが活躍するためのサポート的な役回り」が大きいと考えていたのですが、自社プロダクトの開発にフルコミットするリーガルチームもあるということを知り、自分もその一員として働きたいと思いました。

ーーワーキングペアレンツとして実際に働いてみて、いかがですか?

非常に働きやすいです。フルフレックスタイム制度やリモートワークを活用して時間をやりくりして働くことができています。また、プロフェッショナル採用を行っていることもあって、成熟したメンバーが多く、家庭の都合や体調不良で当日急に休んだりする人がいても、これを許容しお互いにフォローしようという意識が感じられます。前職までと比べると、心理的に休みを取りやすいです。

ーー転職後、キャリア観や仕事に対する取り組み方に変化はありましたか?

前職では「トップダウンでやるべきことが決められている」といった仕事の流れだったのですが、現職に転職して大きく変わりました。事業や組織、プロダクトの現状や今後の方向性から、今すべきことは何かを自ら考え、最適な方法を選択し実行することを常に意識して、業務に取り組んでいます。また、前職では仕事を面白いと感じることが少なかったのですが、今は「何のため」という目的意識をもって働くことができているので、やりがいを感じています。

ーー転職後、ライフ面での変化はありましたか?

転職し、一定の収入が得られるようになったことと、今後も長期間就業出来る環境だと確信を持つことができたので、離婚を決断し、実家の両親の近くに引っ越しました。子どもが成長したことと、必要な時に両親にサポートしてもらえる環境を得られたことで、今後もやっていけそうな自信がついたのでフルタイム勤務に切り替えました。

ーーこれからのキャリアとライフに対する展望や希望があれば、お教えください。

私は仕事において2つのことを重視しています。1つは、「今ここで働くことが自分にとって意義のあることか」ということ。もう1つは、「それによって子どもと自分の関係を健全に保てるか」ということです。

そう強く思うようになったきっかけは、専業主婦時代にあります。夫が多忙であったため妊娠を機に離職しましたが、ワンオペで育児をするという生活は非常にストレスフルなものでした。育児は自分ではコントロールできないことが多く、「このままでは自分を保てないかもしれない。いつか子どもにも手をあげてしまうかもしれない」と怖くなりました。そして、自分にとっても子どもにとっても健全とは言い難いこの状況を打破するため、仕事を再開しました。実際に仕事を始めてから、様々なポジティブな変化がありました。「自分も社会に貢献し、会社の中で価値を出す存在になり得ている」と自信を持てるようになったことで、「親として息子の隣に立つ者の前提が整った」と感じることができるようになりました。私にとってこの感覚は非常に大切なものであり、今後も持ち続けていきたいと思っています。

転職の際に重要視した2つのこと、「今ここで働くことが自分にとって意義のあることか」「それによって子どもと自分との関係を健全に保てるか」を常に自問し、両方にYesと答えられる環境に身を置くことを選択し続けたいと思います。

仕事と家庭の両立に悩んだら、withworkにご相談を

私たちwithworkは、キャリアとライフをトレードオフにしたくないと願う皆さんへの転職支援を行っています。
働くお母さんお父さんはもちろん、これから結婚や妊娠などのライフイベントを控えている方、不妊治療中の方など、ライフを犠牲にしない働き方をめざし、自分の理想のキャリアを描いていきたいユーザーさまに、withworkは徹底的に寄り添います。

「まずは情報収集から始めたい」「同じような境遇の方の転職成功事例について知りたい」という方は、ぜひお気軽にwithworkにLINE登録&ご相談くださいね。

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withworkはそんなビジネスパーソンの想いを全力で応援します。

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