今回のwithwork転職ストーリーは、「人と人が向き合う時間を最大化する。」をミッションに掲げ、電話・商談解析ツール『amptalk analysis』やAIトレーニングツール『amptalk coach』などを提供する、『amptalk株式会社』へご転職された、岩切 ちあき(いわきり ちあき)さんをご紹介します。 (※2025年2月時点のインタビュー内容です)
岩切ちあき / amptalk株式会社 バックオフィスチーム マネージャー 新卒で銀行系証券会社に入社。営業職として、主に個人投資家への提案営業に約5年従事。2012年3月に人材系ベンチャー企業に転職し、一気通貫(RACA両面対応)の営業に従事。その後、派遣事業の立ち上げメンバーとして、ミドルオフィスの業務フローの設計・本社各部門(経理、労務、法務、総務等)との連携・調整を経験。2018年の分社化・事業承継のプロジェクト参画・推進を経て、新会社の事業法務に従事したのち、2024年1月より現職へ1人目バックオフィスとして転職。
ーー転職を検討し始めたきっかけは?
第1子の育休後は時短で復職し、その後、延長保育を活用してフルタイム勤務に戻していました。その5年後、第2子を出産し、翌年4月に上の子と同じ保育園への入園が決まったとき、転職を考え始めました。なぜなら、当時の保育園の状況が異なっていたからです。
具体的には、延長保育を利用する園児がほぼいない上に、利用時間も短くなっていたり、当日の依頼が原則不可になるなど、第1子のときのように延長保育を利用することに大きな抵抗感を覚えました。
また、前職は週5のフル出社で、フレックスタイム制もなく、「延長保育を利用できないなら保育園の6年間はほぼ時短勤務になるな…この先のビジネスパーソンとしてのキャリアをあきらめた方が良いのかな」とさえ思っていました。
とはいえ、前職では二度の産育休取得に加え、様々な経験をさせてもらった恩もあり、会社が好きだったので、すぐ辞めようと思ったわけではなく、復帰してみて考えることに。
実際復帰してみると、仕事は楽しいので、もっとやりたい。でも、子どものことを考えたら延長保育の利用はしたくないという板挟みに悩みました。
フレックスタイム制度の導入やリモート勤務の許容範囲を広げてほしいと上司に何度か相談しましたが、答えは「No」。会社の規模も大きくなっていたし、会社が求める若くて、昼夜・休日関係なく仕事にフルコミットできて、出社等の制限もない従業員像と、自分のライフステージとのギャップが大きくなってきたんだなと感じ、転職を本気で考えるようになりました。
ーーwithworkにご登録いただいた経緯は?
同世代で転職した友人のつながりで『withwork』を知り、求人サイトの1つとして登録しました。同時に、大手や法務・労務に特化した転職サイト、ダイレクトリクルーティングサービス経由でメッセージをいただいた転職エージェントなども利用していました。
ーーwithworkの転職支援を受ける中で印象的だったことは?
当初担当者からは、直近の業務に近い法務の求人をご紹介いただきました。複数社の面接を受けたあと、感じた違和感とご紹介いただく求人の方針を変更してほしい旨をLINEで長々と送ったことがあるのですが、「方向性が明確になって良かったですね!!」と言ってくださって。簡単に言える言葉じゃないので、「すごいな」と思いましたね。
現職をご紹介いただいたのは、その直後だったと記憶しています。「岩切さんにまさにぴったりです!」とオススメいただきました。求人票がなかったのですが、「信頼できる担当者のオススメだし、きっと間違いないから、お会いしてみよう!!」とすぐ応募をお願いしました。今となっては、本当に感謝しかないです。
大手エージェントは、求人数が多いのでご紹介いただく件数は多いものの、すべてに目を通すことは難しいし、+αの情報もなく、未読のままになるのは早かったです。withworkは求人数がすごく多いというより、コンサルタントが厳選してくれていると感じました。また、求人票に載っていない情報もご提供いただくことが多かった印象です。
ーー現職のお仕事内容を簡単にお教えください。
amptalk株式会社でバックオフィスチームのマネージャーとして、採用・制度以外のバックオフィス・コーポレート業務のとりまとめと日常業務を行っています。具体的には、経理・労務・総務・庶務・情報システムとかなり広い領域をカバーしています。
ーー現職への入社の最大の決め手を教えてください。
決め手は、代表の猪瀬さんの人柄と想いです。選考を受けていた当時、業務上で困っていること・任せたい内容について率直に教えてもらい、とても正直な方だなと思いました。会社やプロダクトへの想いも聞いて、その世界観に共感しましたし、amptalkという組織をつくり、大きくしていくメンバーになりたいと感じました。
ーー実際に働いてみて、入社前と現在でギャップなどはありますか?
ギャップは特にありません。当初は、SaaS?セールステック?セールスイネーブルメント?とよくわからないワードが多いことと、業界がまったく異なるけど平気かな…という印象でした。業務内容は「ないものを整備・構築すること」がメインだろうと思っていたので、特段の懸念はなかったです。また、1人目バックオフィスなので、良くも悪くも経営者との相性次第だろうとは予想していました。 実際に入社してみると、なにもないところから作ることもありますが、今あるものを見て、活かすところ・直すところを判別して、再構築することも多かったですね。どちらも私は好きな仕事なので、思っていたより最初から楽しく仕事しています。
ーーワーキングペアレンツ視点で見た時、貴社のカルチャーや風土はいかがですか?
amptalkは、ワーキングペアレンツに限らず、様々なことに理解がある職場です。 例えば、食にまつわる部分だとヴィーガンやペスカタリアン、ハラルの方がいらっしゃるので、オフサイトで行う全社キックオフでは、みんなでヴィーガンやハラル対応のランチを食べます。
あとは、外国籍の方も多いので、一時帰国の際にチーム判断でリモートワークを認めています。また、社内ミーティングに通訳が入ったりするのも、特徴的ですね。
ソフト面では、「どういう環境なら頑張れるか、価値貢献できるか」を一緒に考えてくださるので、とてもありがたいです。
入社当初、代表の猪瀬さんが1週間に30分×2回の1on1でこまめにコミュニケーションをとってくれました。現在は、2週間に1度60分の1on1を続けています。実務面の進捗報告や相談が多くなりがちですが、定期的に、Will / Can /MustのWillの部分に耳を傾けてくれます。
先日は、オフィス外でコーヒー片手に散歩しながら、キャリアプランや組織体制等について1時間くらい話しました。 私の気持ちや考えを聞いてもらいつつ、私に期待している部分を都度伝えてくれるので、迷ったり、不安になったりすることがありません。
ーー転職後、キャリア観や仕事に対する取り組み方に変化はありましたか?
以前よりも貪欲になったと思います。前職では周囲の環境から、子育てをしながらリーダーやマネージャーなど管理職に昇格することは、ほぼ不可能だと思っていました。でも、現職ではそういった外部環境は関係なく、自身のスキルはもちろん、キャリア観をフラットに見てくれています。
今は、毎日大変ですけど、ワクワクしています。現職で働くようになってから、転職前はワクワクが徐々に減っていたんだなと気づくことも多いですね。
ーー転職後、ご家族との関係性やご自身の人生において変化はありましたか?
私の感覚では、家庭内は穏やかになったと思っています。理由は、物理的に子どもと一緒にいる時間が増えたからです。
転職を検討した1番の理由であった、延長保育を利用せずにフルタイムに戻したい、という希望を叶えることができました。娘の気分で、保育園に行きたくないといったワガママにも付き合う余裕がもてるように。一方で、息子には5年間つらい思いをさせたなーと日々反省しています…。
そんな息子は、小学4年生になり、自分のことは自分でしますし、家族以外のコミュニティを大事にすることも増えました。曜日によっては帰りを自宅で迎えることができますし、時には、終業後すぐに話を聞いたり、友人関係の相談に乗ったりすることもできます。子どもが大きくなるにつれて、対話で解決することが増えたので、週に半分でも自宅で勤務できる環境は本当にありがたいですね。
ーーこれからのキャリアに対する展望や希望があれば、お教えください。
キャリアもライフも全部120%で、と思ってます。
キャリアにおいては、1人チームの期間が長かったので、仲間を集めて、組織づくりの難しさや楽しさを感じてみたいです。営業出身でもあるので、営業を理解して、営業に理解されるバックオフィスをどう形成しようかな、と構想中です。今後組織が拡大していけば、各部門に更に強い人材にジョインいただく必要があるとも思っていて、そういった方々に自社に対してどうしたら興味をもってもらえるか、なども考えていて、自身の発信力の強化にも課題を感じています。
とはいえ、まだまだ整備しきれていない業務領域が多く、やるべきこともやりたいこともたくさんあるので、ひとつずつ着実に、でも常にトップスピードで事業の成長速度に負けないように進めていくことが目先の目標です。
ライフについては、できるだけ旅行の予定をたくさん立てて、子どもたちを色々なところに連れていきたい、と思ってます。息子が一緒に遊んでくれるのもあと数年ですし、娘も3〜4歳の頃の記憶は大きくなっても結構残ると思うので、家族でさまざまな体験をしていきたいですね。
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私たちwithworkは、キャリアとライフをトレードオフにしたくないと願う皆さんへの転職支援を行っています。 働くお母さんお父さんはもちろん、これから結婚や妊娠などのライフイベントを控えている方、不妊治療中の方など、ライフを犠牲にしない働き方をめざし、自分の理想のキャリアを描いていきたいユーザーさまに、withworkは徹底的に寄り添います。
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撮影:森田剛一