2025.7.22

「子どもに誇れる仕事がしたい」ゲーム業界から教育系スタートアップへ、転職で手に入れた“知的なわくわく”の現場

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今回のwithwork転職ストーリーは、「世界中の子どもが本来持っている知的なわくわくを引き出す」をミッションに掲げ、世界150ヶ国300万人の子どもたちに使われている知育アプリ「Think!Think!(シンクシンク)」や、遊ぶように学べるSTEAM教材「WonderBox(ワンダーボックス)」を展開しながら、その専門知識を活かし、子ども向けのサービスの開発や監修をしている『ワンダーファイ株式会社』へご転職された、吉村 侑也(よしむら ゆうや)さんをご紹介します。 (※2025年5月時点のインタビュー内容です)

吉村 侑也 / ワンダーファイ株式会社 ディレクター
新卒でハウスメーカーに入社後、モバイルサービスへの関心が募り、ソーシャルゲーム開発企業へ転職。新規ゲームの企画からリリースまでを経験した。その後、企画職マネージャーとソーシャルゲームのプロジェクトマネージャーを兼任。2025年9月、withworkを介してワンダーファイ株式会社へ入社。現在は各種コンテンツのディレクションや新規事業の立ち上げに携わっている。

ーー転職を検討し始めたきっかけは?

前の職場では、主に新しいゲームの企画・立ち上げに関わる仕事をしてきました。しかし、次第に「すでに人気のあるゲームを長く運営していく経験も積みたい」と思うようになり、運営実績の豊富な会社に転職することを決めました。その新しい会社では約5年間、長く愛されているゲームの運営に携わり、プロジェクト全体の進行を管理する役割を担当。日々の業務を通じて「運営についてはしっかり経験を積めた」と実感していました。そんな手応えを感じる一方で、「ここから先、自分はどんなキャリアを築いていくべきなのだろう?」という、漠然とした疑問が頭をよぎるようになったんです。

また、子どもが生まれたと同時に、ゲームに触れる時間が減っていきました。もともとゲーマーではない上に接触頻度がより減ったことで、「このままずっとゲーム業界に身を置き続けることが、本当に自分の進むべき道なのだろうか?」という迷いが、日に日に大きくなっていきました。

追い討ちをかけるように、前職では残業も多く、妻に子育ての負担を大きくかけてしまっていることへの申し訳なさも募っていました。妻は仕事を通じて自己実現を図りたいと願っている人なので、私の長時間労働により彼女の働く時間が制約されていることに、心苦しさを感じずにはいられませんでした。

このようなキャリアの迷い、業界への情熱の変化、そして家族との時間のバランスという複数の要因が重なり、「自分のワークライフバランスを整え、本当にやりたいことは何か」を真剣に見つめ直すため、転職活動を始める決意をしました。

ーーwithworkにご登録いただいた経緯は?

ワークライフバランスを整えるために転職をしよう!と思い立ったものの、本当に理想のワークライフバランスを実現できる企業に転職できるのか不安でした。というのも、前職での経験から、求人票で「平均残業10時間以内」など働きやすさをいくら強調していても、実態と異なるケースが多いと感じていたためです。

そんな時、Instagramでwithworkの広告に出会いました。サービスサイトで「仕事と家庭をトレードオフにしない新しい働き方を支援します」というフレーズを目にして、まさに自身の不安にピンポイントで応えてくれそうだと感じ、すぐに登録しました。

ーーwithworkの転職支援を受ける中で印象的だったことは?

印象的だったのは、withworkの担当者が、私のゲーム業界での経験を活かせる求人が少ないことを、最初に正直に伝えてくれたことでした。他社のマッチ度が低くても多数紹介する「数打てば当たる」スタンスに対し、withworkからは希望に厳選された求人のみが紹介され、私のことを真剣に考えてくれていると感じ、信頼できると思いましたね。

ーー現職のお仕事内容を簡単に教えてください。

ワンダーファイ株式会社のディレクターとして、主に複数のコンテンツにおけるディレクション業務を担当しています。業務内容には、社内で企画・開発を進める内製コンテンツと、他社様と連携して進める協業案件の両方が含まれており、企画段階からリリース、その後の運用まで、幅広いフェーズにおいてプロジェクト全体を牽引しています。

また、当社ならではの取り組みとして、自社で開発したコンテンツを活用した研究授業の運営にも携わっています。年中長のお子さまや小学校低学年の児童を対象に、授業の準備から実施、フィードバックまで一貫して関わることで、子どもの知的わくわくを刺激するコンテンツを追求できることにやりがいを感じています。

ーー現職への入社の最大の決め手を教えてください。

転職を決めた最大の理由は、これまでの経験を活かしながら、自分の子どもにも楽しんでもらえるコンテンツを手がけられることに魅力を感じ、「子どもに誇れる仕事ができる」と心から思えたからです。特に、研究授業の存在は大きかったですね。子ども向けサービスはユーザー目線の把握が難しい領域ですが、ワンダーファイでは開発コンテンツを実際に子どもたちに触ってもらい、その反応からブラッシュアップするフローを、どのコンテンツでも取り入れています。この、子どもたちと共に「知的なわくわく」を真摯に作り上げる姿勢に強く惹かれました。


ーー実際に働いてみて、入社前と現在でギャップなどはありますか?

入社前に聞いてはいましたが、想像以上に職種の垣根なく全員でコンテンツを作り上げていることに驚きました。前職では、企画職が作った仕様をもとに開発を進めるのが主な流れでしたが、ワンダーファイではプロジェクトメンバー全員で仕様を徹底的に議論し、試作、そして研究授業での検証を経て、また全員でブラッシュアップを重ねます。それぞれの専門性と視点を活かすこの開発体制は非常にレベルが高く、ディレクションにも高いスキルが求められますが、より良いコンテンツを作り上げるには適切だと思っています。さらに、エンジニアが自ら目指したいコンテンツの世界観を資料化して提案するなど、職種を超えてより良いものを作るために行動する社員が多いので、いつも刺激を受けています。

ーーワーキングペアレンツ視点で見た時、貴社のカルチャーや風土はいかがですか?

ワンダーファイは子ども向けサービスを提供しているため、子育て中の社員が多く、全員が子どもへの理解度も高いため、突発的な休みも気兼ねなく取得できます。また、働き方は自身の裁量に任されており、カレンダーに登録さえすれば、通院や子どもの送迎なども許可を取る必要はありません。もちろん、その分仕事の進捗は他の時間でカバーすることが前提です。転職活動の軸であった、ワークライフバランスをしっかりと確保できる会社だと感じています。

ーー転職後、キャリア観や仕事に対する取り組み方に変化はありましたか?

転職前に抱えていた「このままゲーム業界で働き続けていいのか」という不安は解消されました。ゲーム業界で培った知見も活かせているため、これまでの経験が無駄になるどころか、今のパフォーマンスに繋がっていると前向きに捉えています。

また、これまではあまり家族と仕事の話をすることはなかったのですが、子ども向けサービスを提供していることもあり、子どもや妻にユーザー視点での意見を求めるなど、仕事について話す機会が格段に増えましたね。

ーー転職後、ご家族との関係性やご自身の人生において変化はありましたか?

転職してからは、家庭で過ごす時間が飛躍的に増えました。これにより、妻が自身のキャリアに集中できるようになったことが、何よりも大きな変化です。今では、週の半分は妻が仕事に専念し、私が家事全般を担当できるようになりました。以前は残業が多く、妻に頼りきりだった部分が大きかったので、この変化は本当にありがたかったです。

そして、娘と過ごす時間も格段に増えました。以前は寝顔を見るばかりだったのが、今は一緒に宿題をしたり、好きなアニメを並んで観たり、さらには一緒に料理をして、晩酌に付き合ってくれることもあります。仕事でのやりがいだけでなく、プライベートの充実も得られたことで、精神的なバランスがとても改善されました。

ーーこれからのキャリアに対する展望や希望があれば、教えてください。

私はこれからも、わくわくする仕事をし続けたいと思っています。最近印象的だったのは、もうすぐ還暦を迎える社内の方が「これをやりたい、これが面白い」と楽しそうに語る姿。それを見て、自分も将来そうなりたいと強く感じました。そのためには、様々な経験をしつつも、それに固執せず、常に考えをアップデートし、何歳になってもチャレンジし、自分を見つめ直すことを続けていきたいです。

家庭については、現在、良好なバランスで妻と家事育児の分担ができており、娘とは何でも話せる関係性が築けています。この関係性を大切に、娘が中高生になっても、恋愛や将来の相談を気軽にできる父親でありたいですね。

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私たちwithworkは、キャリアとライフをトレードオフにしたくないと願う皆さんへの転職支援を行っています。 働くお母さんお父さんはもちろん、これから結婚や妊娠などのライフイベントを控えている方、不妊治療中の方など、ライフを犠牲にしない働き方をめざし、自分の理想のキャリアを描いていきたいユーザーさまに、withworkは徹底的に寄り添います。

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「家族のためにワークライフバランスを整え、本当にやりたいことは何かを見つめ直したい」

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