子どもを取り巻く環境をテクノロジーの力でより良くすることを目指し、メインプロダクトである「CoDMON(コドモン)」をはじめとしたSaaSサービス事業を展開する株式会社コドモン。第二創業期ともいえる現在、事業拡大に伴い、事業を推進できる人材の採用が重要なテーマになっています。
本記事では、同社でビジネスサイドの採用を担当する蓮見めぐみさん(以下、「コドモン蓮見」)と、採用業務全般のオペレーションに携わる大谷 香央里さん(以下、「コドモン大谷」)に、withworkとの取り組みを通じてどのように採用成功につながっているのかを、企業担当であるwithworkコンサルタント・重松 宏規が伺いました。
子どもを取り巻く環境を支えるSaaSとしてのコドモンと採用課題
withwork重松:まず始めに、御社の事業内容についてあらためて教えていただけますか。
コドモン蓮見:私たちは「子どもを取り巻く環境をテクノロジーの力でよりよいものに」というミッションのもと、保育園・教育施設向けにSaaSプロダクトを提供しています。子どもに直接サービスを届けるというより、子どもを支える大人や社会の抱える課題解決をすることで、子どもたちの学びや育ちを後押ししていくという考え方です。メインプロダクトは、保育・教育施設の業務を効率化するICTシステム「CoDMON(コドモン)」であり、業務負担の軽減を通じて、現場の先生方の心と時間に余裕を生み出すことを目指しています。
withwork重松:メインプロダクトである「CoDMON(コドモン)」は、かなり多くの施設で利用されていますよね。
コドモン蓮見:はい、おかげさまで現在22,000以上の施設さまや、370万名を超える保護者のみなさまにご利用いただいています(※2025年8月時点)。嬉しいことに、現場での定着率や満足度も高く、口コミや紹介経由で新規導入が広がっています。多くのユーザーに向けて、より提供価値を拡大するため、また新たなマーケットへの価値提供を広げていくフェーズとなり、組織としても「事業や仕組みをつくっていただける方」の採用を強化していくしていくフェーズに入ったというのが2023年ごろでした。
withwork重松:蓮見さん・大谷さんは、それぞれどのような形で採用に携わっていらっしゃいますか?
コドモン蓮見:私は当初採用全体のマネジメントをしていましたが、現在はビジネスサイドの採用を中心に担当しています。組織フェーズが変化してきた今、採用職種の幅もかなり広がってきています。
コドモン大谷:私は直近まではカスタマーサクセス部門の採用をメインに担当していました。現在は採用業務全体のオペレーションを整備・改善する役割を担っており、採用担当が採用業務に集中できる環境を作ること、また、候補者の方がスムーズに安心して選考に進んでいただけるよう、採用担当と候補者の方の間にたってフォローをしています。

コドモン社でビジネスサイドの採用を担当する蓮見めぐみさん
withwork重松:コドモンさんとは2020年に初めてお会いしましたが、その頃はどのような採用課題を感じていたのでしょうか?
コドモン大谷:「事業に共感してくださる方」は一定数いらっしゃったのですが、「キャリアをしっかり築きたい」という志向を持つ方と出会えていない、というのが当時の課題でした。withworkさんには「子育てとキャリアの両立を大切にする方」が多く登録されている印象があったので、フィットする方をご紹介いただけるのでは、という期待がありました。
withwork重松:そうしたご期待をいただき、2020年に初回のお打ち合わせをさせていただきました。ただ、本格的にご紹介が始まったのは2023年でしたよね。
コドモン蓮見:そうですね。当時のメンバーに聞いたところ、withworkには「ワーキングペアレンツ向けのハイクラスエージェント」というイメージから関心を持ったと話していました。その後、事業や組織のフェーズが進む中で「企業理解の深さ」や「候補者さんへの向き合い方」に共感するようになりました。2023年ごろはちょうど、事業を動かしていく人材が必要になってきたタイミング。チャネルを広げるというより、“一緒に考えてくれるエージェント”と進めたいと思っていたんです。
withwork重松:ありがとうございます。“一緒に考える”というところをご評価いただいているのは、本当に嬉しいです。

採用業務全般のオペレーションに携わる大谷 香央里さん
“伴走型”のコミュニケーションだからこそ叶う、ミスマッチのない採用
withwork重松:実際にご一緒する中で、「他社とは違う」と感じられたポイントがあればぜひ教えてください。
コドモン蓮見:一番は、企業担当だけでなく、担当アドバイザーさんとの距離の近さです。伝言ゲームのようになってしまうと、正しく情報が伝わらないケースもあるのですが、ちょっとしたニュアンスの違いでも「ここ、すり合わせておいたほうが良いですよね」とタイミングよく連絡をいただけるので、社内だけで話している感覚とほとんど変わらないんです。良い意味で“外部パートナーっぽくない”というか。
コドモン大谷:私も同じことを感じています。おそらく候補者の方に対しても同じなのだろうと思っていて、一度転職を見送った方にも継続的にコミュニケーションを取ってくださって、半年後にご縁がつながったケースがいくつかありました。普通ですとそこまで継続して連絡を取り続けることは多くはないと思うのですが、「その方にとって一番良いタイミング」を大切にしてくださっているからだと思いますし、そもそもしっかりと信頼関係を構築できているからこそだと思います。
withwork重松:そう言っていただけて本当に嬉しいです。これまで10名ほどの方にご入社いただいていますが、皆さん活躍されていますよね。
コドモン蓮見:はい。職種はさまざまですが、ご入社後キャリアアップされマネジメントで活躍しているメンバーや、社内ではまだ発展途上だった領域に参画いただき、全社への情報発信・浸透を推進してくれているメンバーなど、皆さん活躍しています。withworkさんにご紹介いただいたからこそ、単に“採用枠を埋める”のではなく、“組織を一歩前に進めてくれる”方とご縁がつながっていると感じています。事業開発メンバーもそうですね。新しい視点を持ち込みながら、周囲を巻き込むスタイルで推進してくれるので、社内でも「いい刺激になっている」とよく聞きます。
これは候補者さんとの関係が深いwithworkさんだからこそ伝えられる一次情報があって、それを私たち企業側の情報と丁寧にすり合わせてくださっているからだと思います。

withwork経由でご入社された吉成大祐さん
第二創業期に向けて求める人物像とwithworkへの期待
withwork重松:ここまでたくさん嬉しいお言葉をいただいたので、逆に私たちの支援に対して「ここはもっとこうしてほしい」という点があれば教えてください。
コドモン蓮見:率直に言うと、遠慮なくフィードバックをいただけるのがwithworkさんの良さだと思っているので、今後も「ここは伝わっていないですよ」「こうしたらよいのではないですか?」などあれば積極的に伝えていただきたいです。採用は“正しい情報をお互いに出し合った先にある”と思っているので。
コドモン大谷:他社さまの状況や候補者の方が感じているリアルな声も含めて、フラットに教えていただけるとありがたいです。むしろ壁打ち相手となり、採用課題を一緒に解決するパートナーとして踏み込んでいただけると、私たちもより良い採用活動へと繋げていけると思っています。
withwork重松:ありがとうございます。最後に、今後採用していきたい人物像について教えてください。
コドモン蓮見:ICT事業を中心にしながら、保護者向けサービスや行政連携、海外展開など、事業の幅は大きく拡大していきます。そうした中で「変化を楽しみながら、自分事として推進していける方」と一緒に働きたいですね。「これまでのやり方にとらわれず、自分から提案していける方」には、今のコドモンはすごくフィットしますし、おもしろいフェーズだと思います。
withwork重松:まさに第二創業期ですね。これからも採用のパートナーとして伴走し続けさせていただきたいと思っています。本日はありがとうございました!
コドモン蓮見・大谷:こちらこそ、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
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withworkには、子育てしながらもキャリアを構築していきたい、事業や組織への貢献意欲の高い30〜40代のミドル・ハイレイヤー層のご転職活動を支援しています。解像力・解釈力を備えたwithworkコンサルタントが伴走し、候補者様・企業様ともに納得感のあるご縁結びを叶え、貴社の組織づくり・事業発展に貢献することを目指します。