共働き&子育て世代向けの転職サービス『withwork』は30~40代の方のご登録が多く、中には数ヵ月〜数年おきにキャリアチェンジされている方もいらっしゃいます。
今回は、そのような経験者数が多い方からよくいただく質問について、キャリアアドバイザーの西尾&重松が答えていきます!
現在、30代前半で5社経験しています。再度転職を検討していますが、さすがに企業側への印象が悪くなってしまいますでしょうか…?
withworkユーザーさんは、大手一社経験で初めての転職という方もいらっしゃれば、IT職で自身のスキルアップのためにも転職を複数回してきた、という方もいますよね。
実際、企業担当者って、応募者の転職回数についてどのように見てるんですかね?
時代の流れと共に変わってきてると思います。
20年前くらいだと、とくに日系の歴史のある大企業だと「次で三社目の方まで。それ以上の方は受け付けません」なんてこともあったのですが、こういった慣習的なものは最近はどんどんなくなってきていますね。
昔は終身雇用で一度入社したら定年退職まで勤め上げるという文化が強かったので、転職自体がネガティブに捉えられる風潮がありました。
でも最近は、価値観がどんどん変わってきており、スキルアップのために自分でキャリアを選び取っていく手段として転職もありだよね、という人が増えています。
そういった背景もあったり、少子高齢化に伴う労働力不足もあって、企業側もそこを応募条件にはしなくなってきていますね。
これまでの経験を活かして自社でも活躍してくれそうだと、ポジティブに捉える企業も増えていると思います。
そうは言っても、「転職回数、10回です」を20代と40代の方が言うのでは、ちょっと印象変わってきますよね。
そうですね、相対的に多い/少ないという価値観はあると思います。
企業側が転職回数が多いことに対して最も懸念するのは、「入社後の定着性」ですね。
「なんかすぐに辞めちゃいそうだな」と思う人をわざわざ採用しにいくかでいうと、悩む企業は少なくないです。
採用にあたり、やっぱりコストがかかっちゃうので。
また、同じ転職回数でも、直近の在籍期間によっても印象が変わるかもしれません。
例えば5社経験している方が、1社目が10年、2~3社目が3年、4社目が1年、5社目が半年、といったようにどんどん短くなっているとします。
そのようなケースだと、企業側にも「うちもすぐに辞めそうだ」と思われてしまいます。
一方で、直近の企業の在籍期間が長い方の場合、「何か事情があったのかな」と、あまり気にされないケースもあります。
逆に、転職回数が多いことを評価してもらえる場合もあるんですか?
あると思いますよ!
新しい環境への適応力が評価されるケースなどですね。
競合他社を渡り歩いているというよりは、畑違いの業界を複数社経験していて、そこで入社後すぐにキャッチアップして成果を出しているような場合です。
あとは、いろんなフェーズの企業を経験していて、何らかの成功/失敗体験を持っている方だと、そのナレッジを自社にも持ち込んでくれそうだと思われたり。
複数社経験していること自体はウエルカムという企業は少なくないですね。
一概に、転職回数が多いのは悪いことではないんですね。
応募先の企業が何を求めているかによって変わってきそうですね。
それぞれの「ストーリー」もすごく大事ですよね。
なぜその時、その企業に転職したのか、その結果何を得て、なぜまたもう一度転職をしようと思ったのか。
節目でどのように決断されてきたかが分かると、その人自身の人格や軸のようなものも見えてきますよね。
結局一番大切なことは、「定着性懸念」との戦いなので、企業側に「すぐに辞めるかもしれない」と思われている可能性があるという前提の元、これまでの転職理由や企業ごとの実績や得たスキルなどをしっかり話せるように準備しておくことだと思います。
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