2024.7.29

男性育休の実態調査(期間、過ごし方、取得後の変化等)〜とるだけ育休を防ぐには〜

#育休
#調査レポート
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近年、男性でも育児休業を取得することが当たり前になりつつあります。
一方で、「とるだけ育休」といった、父親側が育休を取得したにも関わらず、取得期間が数日と短かったり、育児や家事に関わる時間が少なかったりと、「育児をする」という本来の目的を十分に果たせていない状況を指す言葉を耳にする機会も増えてきました。

共働き&子育て世代向け転職サービス『withwork』を運営するXTalent株式会社は、そうした「育休の中身(=質)」にフォーカスし、育休取得経験のある男性を対象にアンケートを実施しました。

※「育休取得経験のある夫」を持つ女性を対象にした調査結果は、こちら

調査結果(サマリ)

・取得した理由1位は、「積極的に家事育児を担うため(84.5%)」
次いで、「家族との時間を増やすため(84%)」、「産後のパートナーのケア(71.1%)」
・4割が職場における育休取得のしやすさに「どちらでもない」「取得しにくかった」
取得のしやすさには、「社内に男性の育休取得者がいた」「上司/周囲の理解がある」「会社が推奨している」が影響。
・育休「5日〜2週間未満」取得者の半数が、期間に対し「不適切だった」
「適切だった」の割合が最も高かったのは、「6ヵ月〜12ヵ月未満」。妻の回復具合や新生児との生活の慣れ、家事育児が軌道に乗り始めたことなどが、理由としてあげられた。また、「6ヵ月〜12ヵ月未満」取得者の半数以上の妻が「生後3ヵ月未満」で復職しており、他期間よりも早い傾向にあった。
・育休中、意識して行ったこと1位は「家事育児を積極的に行う」
8割が、1日あたり5時間以上家事育児に費やしたと回答。
・夫婦ともに8割以上が、夫の育休取得に「満足」
取得して良かったことは、1位「子どもの成長を間近でみることができた(94.3%)」、2位「子どもと過ごす時間が増えた(91.8%)」、3位「妻の支えとなることができた(77.8%)」。「不満足」の理由は、収入の減少や取得期間の短さがあげられた。
・取得後、半数が仕事面、7割がプライベート面で「ポジティブな変化があった」
理由としては、「マネジメント
力や時間管理能力の向上」「仕事中心の価値観から脱却できた」「パパのことも大好きでいてくれている」などがあげられた。一方で、8割が仕事面で「ネガティブな変化があった」と回答。理由としては、「予期しない配置換え」「ボーナスの査定に響いた」「キャリアステップの出遅れを感じた」があげられた。

調査結果(詳細データ)

<アンケート概要>
・実施期間:2024年6月18日〜2024年7月14日
・アンケート対象者:育休取得経験のある男性
・有効回答数:194名
・調査主体:XTalent株式会社
・複数回育休を取得している場合は、【直近の育休】について回答
・本アンケートの育休の定義は、【育休の状態を指す(=法律で定められた育休、会社の制度としての育休、有給など)

【調査協力企業】(ABC順)

株式会社Antway

株式会社ケップル

株式会社スタディスト

セーフィー株式会社

株式会社MFS

株式会社PR Table

READYFOR株式会社

株式会社Rehab for JAPAN

 

あなた自身(=夫側)の育休取得時のご状況について教えてください。

あなたの育休取得時の妻側のご状況について教えてください。

【育休取得前】に関する質問

あなたご自身の、育休取得の意向について教えてください。

上記の理由は?

【取得したかった】
・「今後の子育ても見据えて自分と妻で「できること」をできるだけ同等にしたかった」
・「生まれてすぐの子供との貴重な時間を作りたかった」
・「妻もキャリア志向であったので、妻の仕事を応援「したいという気持ちも強かった」
・「産後の育児は極めて身体的、精神的負荷が高く、それを妻だけに負わせるわけにはいかない」

【どちらでもない】
・「育休制度自体、あまり知りませんでした」
・「妻に言われるまで考えた事が無かった」
・「育児は全力投球のつもりだったが、自分が男性育休を取ることが頭になかった」

【取得したくなかった】
・「一時的に数ヶ月仕事をしないデメリット(引継ぎコスト、コミュニケーションをとる場が家だけになること、収入減)が大きく感じたため」

いつ育休取得を決めましたか?

育休取得について、妻の反応は?

上記の理由は?

【賛成】
・「体が大変なので休んで欲しいと言われていた」
・「ワンオペはきついので」
・「初産で互いに不安なため」
・「時代の流れもあったし、2人で協力したいと思ってくれていたし、妻は産後2ヶ月で復帰しました」

【どちらでもない】
・「夫である私のやりたいようにすればいいという考えでした」
・「育休を取って欲しいが、収入面に不安があるので最後まで悩んでいたから」

【反対】
・「収入が減るため」

育休を取得した理由は?(※複数回答可)

職場の育休の取得のしやすさは?

(▼業種別)

(▼職種別)

上記の理由は?

【取得しやすかった】
・「会社としても男性社員の育休取得を推奨しているため」
・「直属の上司が1年前に育休を取っていたため」
・「妻の妊娠を報告したら上司から育休はどのくらいとるの?と聞いてくれた」
・「前例は少なかったが制度は整っていた」
・「
当時の所属チームの上司や同僚に子育て中の方がいたため、理解を得やすい環境だった」

【どちらでもない】
・「上長からは最初反対されたが、様々な準備を行って、スムーズに引き継ぎに持っていけたため」
・「社内でも5%以下で前例もほぼなかったため」
・「育休は取れるが長くて1ヶ月くらいしか取れないよう設計されていたから」
・「取得を渋られるわけではないが、長期は取らないでほしいニュアンスの話はあった」

【取得しにくかった】
・「人員に余裕がなく現場に負担をかけるため」
・「仕組みは整っていたが、上司の反応はネガティブなものが多かった」
・「取ってる人もいなく、仕事量も多く残業も多い部署だったため」
・「当時の会社(前職)の規定で決められていた10営業日のみしか認められなかった」

職場の男性で、育休取得経験者はいましたか?

育休取得前、会社からの制度等の説明は十分でしたか?

【取得期間・タイミング】に関する質問

いつ取得しましたか?(※複数回答可)

希望していた育休期間と、実際の育休期間を教えてください。

実際に取得した期間は適切でしたか?

上記の理由は?

【適切だった】
・「1ヶ月と2ヶ月取得したが、新生児が落ち着きかつ仕事から離れすぎない適度な期間だったと思う【2週間〜3ヵ月未満】」
・「3ヶ月間取得した。 適切だったかは正直わからないが十分子供たちと過ごす時間が取れたこと、大変さや一通りのオペレーションを実感できた点では満足【2週間〜3ヵ月未満】」
・「3ヶ月〜半年で妻の産後不調もかなり改善した【3ヵ月〜6ヵ月未満】」
・「新生児の世話が軌道に乗ったのが2ヶ月目頃なのでちょうどよかった【3ヵ月〜6ヵ月未満】」
・「1歳までの期間が一番成長が早く変化が大きいため、見逃すことなく、夫婦共に見守れたから【6ヵ月〜12ヵ月未満】」
・「2人でダブル育休を長く取ることで、妻側のキャリアも断絶せず、キャリア復帰することができた【12ヵ月〜18ヵ月未満】」
・「1年間とったが、色々やることがあり充実した日を過ごせた【12ヵ月〜18ヵ月未満】」
・「子供の成長を間近で存分に見ることが出来たから【18ヵ月以上】」

【どちらでもない】
・「夜間途中で子が起きて対応が必要なうち(5ヶ月ほど)取得できたら理想だったかもしれない【2週間〜3ヵ月未満】」
・「理想的には最低3ヶ月、但し職場の状況もあったので不適切とまでは思わない【2週間〜3ヵ月未満】」
・「4ヶ月取得しましたが、実際もう少しあったら妻的にも楽ではあったかなと思います【3ヵ月〜6ヵ月未満】」
・「半年くらい取得したほうがよかったかもしれない【3ヵ月〜6ヵ月未満】」
・「仕事を考えればこのくらいだが、育児としてはもっと取ってもよかった【6ヵ月〜12ヵ月未満】」
・「十分だったとは思うが、保育園さえ入れれば6ヶ月でもよかった【12ヵ月〜18ヵ月未満】」
・「待機児童になり、予定より長くなったため。それはそれで良かったという気持ちもあったが、長く仕事から離れてしまった焦燥感もあった【18ヵ月以上】」

【不適切だった】
「短すぎて大した役は担えなかった【5日未満】」
・「2週間では妻の回復に不十分であった【5日〜2週間】
・「10日程度では満足に家事育児はできない【5日〜2週間】
・「できるだけ長期間取得したかったが、仕事の都合や収入の不安等で1ヶ月半程度が限界だった【2週間〜3ヵ月未満】
・「生まれてから1ヶ月取得したが、大変なのは2ヶ月以降だったようで、そこで育児への参加が不足していたから【2週間〜3ヵ月未満】」
・「仕事が面白くなってきたところだったので自分を優先して3ヶ月にしてしまった。最低6ヶ月は取ればよかった【3ヵ月〜6ヵ月未満】
・「もう少し長く取りたかったが直属の上司は反対しており、育休中も仕事をすることがあった【3ヵ月〜6ヵ月未満】
・「後から考えると、会社のことは気にせず取れるだけ取得すればよかったと最近思います【6ヵ月〜12ヵ月未満】
・「収入が約一年なくなったのはそれなりに、経済的に負担でした【12ヵ月〜18ヵ月未満】

【共働きの方への質問】妻が復職したタイミングは?

(▼妻の復職タイミング別、夫の育休取得期間)

【育休の取り方】に関する質問

【共働きの方への質問】妻の産休中(=出生後8週間まで)に、育休を取得しましたか?

【共働きの方への質問】当てはまる育休のタイプに近いものを教えてください。

あなたの育休取得タイミングは適切でしたか?

上記の理由は?

【夫婦同時型】
▼適切だった
・「夫婦同時取得することで連帯感が生まれた」
・「第一子の育児で、楽なタイミングは存在しないと思っていて、夫婦でともに試行錯誤できたから」
・「一番負担の大きい出産直後に二人で協力して育児ができた」
▼不適切だった
・「4月にこどもが保育園に入園すると、4月5月は特に保育園の洗礼(感染症のうつしあい)を受けて家庭内が荒れた。どっちがお迎えいくか問題や残業問題など。妻は4月に復職したが、そのタイミングで私が2回目の育休取得をしたら良かった」

【妻とスイッチ型】
▼適切だった
・「産褥期のカバーは必須。スイッチ型を取ったのは妻のキャリアを考えて早めに復帰してほしかったから」
▼不適切だった
・「自分が育休を取得したとき、妻に色々教えてもらいました。それまでは、妻は1人で調べて、覚えて、こなしていました。そこの部分も共有して、寄り添って、一緒に乗り越えたかった」

【妻の産休中のみ取得】
▼適切だった
・「妻の負担の大きい時期に取得できたから」

【育休中の過ごし方】に関する質問

育休期間中の役割分担や過ごし方について、事前に妻と話し合いましたか?

あなたが育休中に家事・育児に費やした時間は?(※1日あたり)

育休中に行った家事は?(※複数回答可)

育休中に行った育児は?(※複数回答可)

意識して行ったことはありますか?(※複数回答可)

(▼「その他」の回答例)
・できるだけ楽な方法を(妻の受け入れてくれる範囲で)採用する
・自分自身の休息時間を確保する
・妻には休んでてもらおうと「一人で育児をする」ぐらいの気概で行っていました
・上の子のケア、長女が孤独にならないようにする
・妻と自分が倒れないようにする
・1ヶ月は妻に何もさせない。むやみに人を家に呼ばない。遊びに行かない。
・同じ時期の育児仲間(ほぼママでしたが)との積極的な交流
・どちらかが不在でも家事育児が成り立つよう、片方だけが担うタスクを作らない。状況は常にシェアする。

育休中に、困ったことはありましたか?

【頼れる人がいない】
・「親族等のサポートが得られない環境だった」
・「同性で悩みを分かち合う場がなかったこと」
・「周りに育児経験者がいなかったため相談や経験談を聞けなかった」

【疲労】
・「夫婦ともに40近辺だったので単純に疲労がすごかった」
・「夜泣き対応による寝不足」

【妻関連】
・「妻のメンタル不調」
・「自分は十分家事育児をしていても、何かしらの文句を言われるとモチベーションが下がる」

【孤独感】
・「家族以外の交流が著しく減る」
・「夫一人で支援センターに連れて行っても、ほぼママしかおらず、友達はほとんどできなかった」
・「似た境遇の方がいないための孤独感が辛かった」
・「男性のみで行きにくい場所がある」
・「平日日中に男性が子連れでいることに対して、世間があまり好意的ではないこと」
・「パパママ教室や児童館などで他のママから警戒された」

【お金の不安】
・「長期取得だったので収入面での不安がありました」

【仕事】
・「また社会とのつながりが途絶え、自分の将来やキャリアに対しての不安を感じた」
・「仕事の連絡が来てしまうこと」

【育休取得後】に関する質問

育休を取得したことについての満足度は?

上記の理由は?

【満足】
・「育休を取得したことで妻の心身の回復がスムーズだった実感がある」
・「育児負担が片方に片寄る状況を防げたため。1番大変な時期に妻と子に寄り添えた」
・「妻から感謝状をもらうほど喜んでもらえた」
・「妻とは第一子の時と逆の立場となったため、お互いの仕事や育児への理解や尊重を深められた」
・「その後の家庭生活を円滑に回すための準備期間ともなった」
・「子供が可愛いし、仕事する意欲にもなった」
・「家族と向き合えたことで、自分の人生やキャリアについても、(現時点の)考えを明確にできた」
・「素晴らしい経験が出来たし、どこの父娘よりも僕と娘が仲良しです(笑)」
・「仕事から離れ、新しい価値観を得られた」
・「家族仲も深まり、職場においても先達となれた」
・「仕事しながらだと、妻の負担を軽減できなかった。子供との時間も取れず、家庭崩壊していたと思う。自分にとって何が大切なのかより明確になった」

【どちらでもない】
・「3週間だけだったので、もっと長く取得すべきだった」
・「職場に対して遠慮気味に交渉していたが、強気の交渉で長期取得すべきだったか、今でも悩ましい」

【不満足】
・「もっと長く取ればよかった」
・「会社の他メンバーからのサポートが受けられず、結局仕事をしていた」

あなたが育休を取得したことについて、妻の反応は?

上記の理由は?

【満足そう】
・「子供だけでなく妻もケアしていたことなど、育休の終了時に感謝の言葉をくれた」
・「家事育児に関わる全てのタスクを夫婦どちらでもできるようになり、夫婦関係が良くなったと思う」
・「彼女が自分のキャリアを大事にする未来を結婚前から語っていたし、それを確実に実現している」
・「その後の家庭生活においても、家事育児のスキル向上と分担が進んだため」
・「不安な時期を2人で過ごせたから」
・「ほぼ同時期に取得していたのですが、妻はその期間中にビジネススクールに通い、ライセンスを取得し、復職後に会社を退職→独立を果たせたので、その点では満足していたようです」

【どちらでもない】
・「何かあれば手助けできるところはよかったが、収入が減るとこに不満だった」
・「2人いることで分担できたが、いることで話し合いも発生して、1人で動いた方が動きやすかった部分あると思う」

【不満足そう】
・「もう少し長くしてほしかった…という話があった」
・「勤務中と比べて収入減となること」

育休を取得して良かったことは?(※複数回答可)

育休取得後、仕事面で「ポジティブ」もしくは「ネガティブ」な変化はありましたか?

上記「ポジティブな変化があった」方は、その変化内容を教えてください。

・「仕事を属人化せずに周りに託せた」
・「男性社員の育休取得が続きました」
・「育休取得のタイミングで引き継ぎのために業務整理されたことで、復帰後の仕事がかなり楽になった(惰性で自分が抱えていた主務以外の業務から解放された)」
・「子どものために頑張ろうと思える」
・「残業前提の仕事は引き受けないようになった」
・「良い意味で自分の中での仕事の優先度が下がり、精神的に余裕ができた」
・「育休取得だけではなく子どもの誕生全体が要因だが、キャリアアップや自己成長だけに囚われずにバランスよく生きていくことを考えられるようになった」
・「マネジメント能力の向上」
・「長く担当していた業務を引き継ぎ、新しいチャレンジができた」
・「常に複数のタスクを扱う能力が磨かれたこと。限られた時間で成果を出すことを強く意識するようになったこと」
・「時間管理能力あがった。臨機応変力もあがった」
・「1ヶ月半職場を離れても問題ない、むしろいい意味でリセットできるところもあった」
・「子どもに会うため早く仕事を終わらせようと効率的になった。そのための転職もし、収入も多くなった」
・「子育て中の同僚や、商談相手等に対する解像度が上がった」
・「家族の事情を斟酌した上で、コミュニケーションをとってもらえる機会が増えた。そのためプライベートとの両立が非常にやりやすくなったと感じる」
・「仕事中心の価値観から脱却できた」
・「時短で働くことの後ろめたさが減退した」
・「近い境遇の同僚から相談を受けたり話を聞いたりする機会が増え、職場でのコミュニケーションも増えた」

上記「ネガティブな変化があった」方は、その変化内容を教えてください。

・「優先順位として、圧倒的に家庭や自分のコンディション維持の方が高くなり、かつてのように仕事に没頭できなくなった」
・「ボーナスの査定に響いた」
・「まだ復帰していないが、育休前と同じ働き方、アウトプットはできそうにないので、部署メンバーを失望させてしまいそうで怖い」
・「育休取得によって子育てへの解像度が上がるが、上がれば上がるほど、育休明けにどう仕事と両立していくのかを悩むようになった。(結果的に転職した)」
・「予期しない配置換え」
・「シンプルに両立が困難だった」
・「1ヶ月以上いないとスタートアップだとキャッチアップが難しくはある」
・「早く帰って家事育児をしたい気持ちが、仕事の上では強いストレスとなりました」
・「育休取ったことがない上司だったため、仕事の引き継ぎが適当で復帰直後が大変だった」
・「男性が家事育児メインで行っていることに理解を示されず、時短勤務について難色を示されている」
・「少しキャリアステップの出遅れを感じた(不当なものではない。かつ、その後リカバリー中)」
・「参加していたやりたいプロジェクトから議論の余地なしに剥がされてしまった」

育休取得後、プライベート面で「ポジティブ」もしくは「ネガティブ」な変化はありましたか?

上記「ポジティブな変化があった」方は、その変化内容を教えてください。

・「身につけた家事育児スキルを活用し、家事育児を主体的に行えるようになった」
・「子どもがこれから生きていく日本社会や世界の出来事に関心を持つようになった」
・「パパのことも大好きでいてくれている」
・「幸福度が非常に高い」
・「妻子から頼りにされるようになった。他の育休パパと話が合う」
・「子どもがとても懐いてくれた」
・「子育て自体を楽しめている」
・「子供と長い時間接したことで、これからの人生で大事にしたいと思えるものが増えたんだなぁと実感して、生活にハリが生まれた」
・「育児経験が単純に自分の世界や器を広げたと思う」
・「自分のキャリアについて、人生について、しっかり考えることができた」
・「趣味の輪が広がった」
・「育児に対する共通認識ができていることから、妻との関係値が安定している」
・「人生が豊かになった」
・「パパ友が出来ました!」
・「子ども関係で交友が広がった」
・「新しい視野、視点で社会を見れるようになった」

上記「ネガティブな変化があった」方は、その変化内容を教えてください。

・「夫婦同時期に復職したため、夫婦とも両立の困難さに苦しみ、夫婦関係が悪化した」
・「パートナーとの二人だけの時間が取れなくなった」
・「自分の時間がゼロになった」
・「負担が重くなったので、心身に不調をきたした」
・「未婚や子どものいない友人との付き合いは悪くなったと思います」
・「やはり子供ができるとプライベートの時間は減ったのでしょうがないと思うことあるが、それはそれとして素直に受け止めた」

【最後に】妻側の調査結果について

「育休取得経験のある夫」を持つ女性を対象にした調査結果は、こちらにまとめました。
ぜひ合わせてご覧ください。

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