2024.9.13

キャリアと育児を両立しながら、グロービスで新たな挑戦【withwork転職ストーリー】

#withwork転職ストーリー
#キャリア
#仕事と育児の両立
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17年間勤めた人材会社からwithworkでの転職活動を経て、塩井さんは株式会社グロービスに入社。自由度の高い環境で自己成長とやりがいを感じる日々を語ります。初めての転職で感じた不安を乗り越えた方法や、ワーキングペアレンツとしてのバランスの取り方も紹介。

17年勤めた会社から初めての転職で、グロービスへ

吉田:塩井さんはwithwork経由で2023年5月に株式会社グロービスへ、人事・採用担当としてご入社されています。前職では、どのような働き方をされていたのでしょうか。

塩井:前職は、人材紹介会社で求職者やクライアント企業の対応をしていました。途中産育休を2回取得し、直近は主にグローバル人材の就労支援をする部署で、150名ぐらいの営業部隊の管理部門として、採用や総務、経理などバックオフィス全般のマネージャーをしておりました。働き方としては、週2日リモートワーク、週3日出社で、定時が9時〜17時半の勤務でした。昨年5月に、初めての転職で現職に就きました。

吉田:1社のご経験から初めてのご転職だったんですね。現在、グロービス社ではどのような業務を担当されているのでしょうか。

塩井:現在は、人事・採用として働いています。その中でも、経営管理本部、いわゆる管理部門の採用と、法人部門のコンサルタント等が所属する、グロービス・コーポレート・ソリューション(GCS)の採用を担当しております。書類のスクリーニングから面接対応、そしてクロージングまで行っています。加えて、母集団形成として各エージェント様の対応や採用広報活動などもしております。

周囲のサポートで不安を乗り越えた、入社1年目

吉田:入社前に不安に思ってらっしゃったことや、その不安をどう解決されたかを教えていただけますか?

塩井:とても抽象的ですが、不安だったことはすべてですね。初めての転職だったので、すべてが不安でした。 一方で、自分が決めたことなので、ワクワクも同時に感じていました。その不安は、自分の状態を言語化し、周囲に対し伝えることで乗り切りました。グロービスはとてもサポーティブな方々で溢れているので、「不安」を伝えると手を差し伸べてくれるんですよね。グロービスの皆さんは自己成長だけでなく、他者への成長にも興味関心がある方々が多く温かく支援をしていただけました。だからこそ、乗り切れたなと感じます。

吉田:1社で長く勤められてご転職される方はwithworkにもとても多いので、すべてが不安だとおっしゃる方も多いです。そんな中で、周囲のサポートだったり、他者の成長を支援するグロービスのカルチャーが不安を乗り越えさせてくれたというのは、とても納得がいきました。ちなみに、オンボーディングはどのような感じで進められたのですか?

塩井:グロービスでは、基本的にどのポジションも、入社後3ヶ月間はオンボーディングサポーターがつき入社者のサポートをしています。育成だけでなく、日常的な相談者として、業務以外の困りごとなども含め物心両面のサポートの体制があります。私が入社した当初も、業務だけでなくファシリティの説明からチーム内外との関係構築についてもサポートいただきました。当時は、リモートを併用してのオンボーディングでしたが、現在は入社後の3か月間は原則毎日出社となっていることから、よりコミュニケーションはとりやすくなったと感じています。直接顔を合わせないと、気軽に聞きにくいという場面もありますしね。

吉田:丁寧なオンボーディングですね。入社から1年経過して、今は不安はなくなっていますか?

塩井:最初の頃は、自問自答の日々でした。けれども毎週の1on1などの対話の機会や日常的な周囲のメンバーとの対話の中で何度も何度も皆さんに壁打ちをしていただきながら、徐々に不安はなくなっていきました。ちょっと状態がよくないな…という時期もありましたが、1人で考えすぎず、対話をしていただきながら、悪い状態も含めて自分の状況を受け止められるようになり、内省・言語化・壁打ちを繰り返し、1年経った今とてもいい状態だと感じています。

吉田:表情もイキイキしていらっしゃるし、すごくやりがいを感じながら、お仕事ができているということが伝わってきます。

塩井:withworkで転職支援をしていただいた倉田さんの存在なしには、今の状態はないと思っています。改めて、withworkさんに感謝したいです。

当初、前職とは全く違う軸で転職活動していたため、カルチャーが似ているグロービスの求人をご紹介いただいたときは、積極的に応募を検討していませんでした。ですが、私の特性を理解いただいた上での求人紹介だということが伝わってきて、応募に至りました。その後も私に寄り添った支援をしてくれたことで、大変心強く感じました!

リモートと出社を使い分けるワークライフバランスの秘訣

吉田:お子様が2人いらっしゃるということですが、パートナーさんとの家事育児分担はどのようにされているのでしょうか?

塩井:上の子が小学校1年生、下の子が3歳で保育園に通っています。夫は公務員で、フル出社で働いていますが、時差出勤も併用しながらやりくりしています。朝6時に家を出て、早ければ18時に帰ってくる、遅ければ20時か21時に帰ってくるというような働き方です。家事育児の分担については半々で、気づいた方がやるというスタンスです。できる時にどちらかがやらないと、立ち行かないというところがあるので……。一方で、決まっている送迎時間や夫の不在時は私が主担当です。朝の家事育児は、完全に私がやっていますし、夜も夫がいない時は私がやる。その代わり、私が夜に面接対応が入る時は、夫に全てを任せていたり、私の就寝後や起床前に掃除や洗濯をしてくれていたりと、互いに助け合っています。あらかじめスケジュールをお互い共有し、可視化することを徹底していますね。

吉田:家庭内でもシフトを組んで、やりくりされているんですね。同じワーキングペアレンツとして、どんな1日を過ごされているのか気になります。塩井さんの一般的な1日のスケジュールを教えてください。

塩井:リモートワーク時と出社時でも大きく変わると思っているんですが、例えば、朝5時に子どもたちと共に起床して、子どもたちが宿題を夜に終わらせていなければ、朝宿題をチェックしつつ、朝食の準備と夕食の下ごしらえをしています。自分の準備と子どもたちの身支度をして、7時半ぐらいから上の子を集団登校させる準備をして、下の子の保育園送迎をします。リモートワークの時は、8時半に始業、出社の時は9時からオフィスで始業をします。夜に面接対応する時は、大体16時半ぐらいに中抜けをさせていただいて、送迎の対応、習い事の見送りなどをした後に、19時に仕事を再開するというようなスケジュールです。

▼出社日の平均的な1日のスケジュール(株式会社グロービス 塩井祐子さんの場合)

▼リモート日の平均的な1日のスケジュール(株式会社グロービス 塩井祐子さんの場合)

吉田:リモートと出社を組み合わせながら、フレックスで中抜けも活用されて、柔軟に働いているご様子が伝わってきました。グロービス社に入社して、大きく変わったことはありますか?

塩井:働き方や働きやすさという点で考えると、前職に17年ほど在籍していたので、ほぼ家族みたいな環境の中で、ある意味、働きやすさというのは非常に感じていました。ですが、グロービスに入社して1番変わったのは「働きがい」ですね。圧倒的にグロービスでは働きがいを感じることができています。

グロービスでは自分のキャリアは自分でつくるという考えのもと、常に自分がどうありたいのか、willを問われる環境にあります。自分が主体的にありたい姿を言語化し、周囲に共有することでチャレンジできる環境や目標に向かって習得すべき知見についても社内にリソースがあり、成長環境が整っています。自分がやりたいことにチャレンジできること、達成感・幸福感を感じられる環境であることが働き甲斐を感じる大切な要素だと感じています。

吉田:今回のご転職の目的自体が、やりがいを求めていたのでしょうか?

塩井:やりがいもキャリアアップも、そして私だけの満足でなく家族全員が良い状態でいられる職場環境も求めていました。。産前までは、やりたいことをとことんやってきたキャリアだったんですね。やれないことがなかったというのが当たり前だった。それが、産育休を経て「こんなにもやりたいことができないのか」という状態になって、この変化に対する自分の気持ちをコントロールするのに、数年間とても苦労しました。でも、自分は今後どんなキャリアを築いていきたいかなと思った時に、このまま1社のみでキャリアを形成するのではなく、人事として働く仲間を募って、かつ組織の成長に寄与するということにチャレンジしたいと思ったんですね。だからこそ「企業の価値観やカルチャー、理念に心から共鳴できるのか」という視点は転職活動時に重要視していました。

吉田:産後の「やりたいことがこんなにもできない」という気持ち、自分のことのように深く共感しました。

ワーキングペアレンツでもやりがいを諦めない
自由と自己責任を楽しめるグロービス

吉田:グロービスに入社を検討されている方に、ぜひ一言メッセージをお願いいたします。

塩井:私がグロービスに入社して1番感じたギャップというのは、自由度の高いところですね。それこそ、よく弊社が持たれるカタいイメージと真逆です。だからこそ、「自由と自己責任」を持って、自分はこういう風に成長したいだったり、こうやってコミットしたいという意欲がある方には、そのwillを実現できる職場かなと思うので、もし関心ある方は一歩踏み出していただければと思います。

吉田:塩井さんがこれからもご自身の「やりたいこと」をグロービス社でどんどん叶えていかれることを陰ながら見守っております。本日は貴重なお話をありがとうございました!

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■本日のインタビュイー
塩井 祐子さん
株式会社グロービス 経営管理本部 人事採用チーム シニアエキスパート
大学卒業後、大手人材紹介会社に入社。人材派遣・人材紹介を経験した後、グローバル事業部本部の人事・総務として、採用からオフィス移転やツール移行プロジェクト・社内制度の企画に従事。
2023年、withworkを通じて株式会社グロービスへ入社。経営管理本部およびグロービス・コーポレート・ソリューションの採用を担当。2児の母。

■本日のインタビュアー
吉田 智恵
新卒で株式会社ユニクロに入社。店舗の経営者として全国各地の店舗課題解決や人材育成に携わり、複数地域で累計300名以上の幅広い年齢層の社員のマネジメントやキャリア相談にのってきました。産後、キャリアとライフをトレードオフせざるを得ない働き方に悩んだ自身の原体験から、この社会問題を解決したいと思いwithworkに飛び込む。書類添削から面接対策まで細やかなサポートを得意とする。2児の育児中。

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ライター / 栗林 杏子

XTalent株式会社 コンテンツディレクター。大学卒業後、外国人向け宿泊施設でフロントを経験したのち、結婚を機に不動産系ベンチャーへ転職。投資家向けオンライン教育事業の立ち上げ、コンテンツ企画を担当。現在はXTalentにてコンテンツ制作やイベント企画、PRを担当。一児の母。

この記事のライター
栗林 杏子

XTalent株式会社 コンテンツディレクター。大学卒業後、外国人向け宿泊施設でフロントを経験したのち、結婚を機に不動産系ベンチャーへ転職。投資家向けオンライン教育事業の立ち上げ、コンテンツ企画を担当。現在はXTalentにてコンテンツ制作やイベント企画、PRを担当。一児の母。