共働き家庭は年々増加しています。一方で、キャリア形成や家庭内の役割分担、パートナーとの関係性については、表に出にくい悩みや葛藤が存在しています。
ワーキングペアレンツ向け転職サービス『withwork』を運営するXTalent株式会社は、共働き・子育て世代を対象に、キャリアとパートナーシップの実態に焦点を当てたアンケート調査を実施しました。
その結果からみえてきた、「夫婦関係が良好な夫婦」4パターンを紹介します。
<参考元>
・「ライフイベントがキャリアに与える影響」実態調査
・「理想の夫婦のあり方と家事育児の納得感」実態調査
・「パートナーシップと幸福度」実態調査
<関連コンテンツ>
・「夫婦関係が良好な夫婦4パターン」(★本記事)
・「夫婦関係が良好な人の10の具体的行動」
・「男女で異なる夫婦関係を“良好”と感じる基準」
・「夫婦関係を静かに壊す、7つのNG行動」
前提:良好な夫婦に共通していたこと
4つのタイプは違っても、すべてに共通していた特徴がありました。
- 相手を否定しない
- 話し合いをやめない
- 勝ち負けをつくらない
つまり、良好な夫婦とは、「壊れにくい構造を持っている夫婦」ということでした。
夫婦関係が良好な夫婦にみられる4つのパターン

仲のいい夫婦とは、結局どんな夫婦でしょうか。
価値観がぴったり合う?
いつも仲が良い?
ケンカをしない?
今回の調査で見えてきたのは、まったく違う姿でした。
夫婦関係について「とても良好」と回答した男女の回答を分析すると、そこには共通する“構造”はありつつも、形は一つではないことがわかりました。
①相互尊重タイプ(いちばん安定している“壊れにくい夫婦”)

特徴
- お互いを対等なパートナーとして扱う
- 相手を否定しない
- 日常会話が多い
- 勝ち負けをつくらない
このタイプの本質は、「問題がない」ではなく「問題を扱える」こと。
意見が違っても壊れない。
感情が揺れても修復できる。
最も再現性が高く、長期安定しやすいパターンでした。
②チーム・共同運営タイプ(家庭を“プロジェクト”として回している夫婦)

特徴
- 家事育児を「一緒に回すもの」と認識
- 短時間でも建設的に話し合う
- 完璧な分担を求めすぎない
この夫婦の安心感は、愛情の強さより「一緒に回せている」という実感。
多少の不満があっても、「この人とならやっていける」という土台があります。
とくに子育て期に多いタイプでした。
③感情翻訳タイプ(ズレを“前提”にしている成熟型夫婦)

特徴
- 感情を言語化する
- 相手の反応を悪意で解釈しない
- 話し合いが“対立”ではなく“翻訳”になる
個々人で感じ方が違うことや、価値観がまったく同じ人はいないことを理解しているタイプです。
この夫婦は、ズレはなくならない、でも、扱うことはできることを知っている。
成熟した、実はもっとも“強い”関係かもしれません。
④不完全合意タイプ(100点を目指さない、現実的な夫婦)

特徴
- 折り合いをつける力が高い
- 80点でOKとできる
- 妥協を「敗北」と考えない
この夫婦の強さは、完璧を求めないこと。
価値観が完全一致しているわけではないことを理解し、理想を追いすぎないから、関係が長く続くといえるのでしょう。
まとめ|“仲の良さ”よりも、“壊れにくさ”を
今回の調査からみえてきたのは、「良好な夫婦像のパターンは1つではない」という事実でした。
価値観が完全に一致している必要も、いつも穏やかでいられる必要も、ケンカをしない必要もありません。
大切なのは、
・違いを前提にできること
・話し合いをやめないこと
・相手を敵にしないこと
つまり、関係を壊さない“構造”を持っているかどうかでした。
共働き・子育て世代は、キャリアの転機、ライフイベント、時間不足など、関係に負荷がかかりやすい環境にあります。
だからこそ必要なのは、「完璧な夫婦」になることではなく、揺れても戻れる夫婦であること。
今の自分たちはどのタイプに近いのか。そして、どんな関係性を育てていきたいのか。
この記事が、パートナーシップを見つめ直す小さなきっかけになれば幸いです。
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<参考元>
・「ライフイベントがキャリアに与える影響」実態調査
・「理想の夫婦のあり方と家事育児の納得感」実態調査
・「パートナーシップと幸福度」実態調査
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・「夫婦関係が良好な人の10の具体的行動」
・「男女で異なる夫婦関係を“良好”と感じる基準」
・「夫婦関係を静かに壊す、7つのNG行動」









