2026.3.4

実態調査からみえた「夫婦関係が良好な人の10の具体的行動」

#共働き
  • 記事をシェア

共働き家庭は年々増加しています。一方で、キャリア形成や家庭内の役割分担、パートナーとの関係性については、表に出にくい悩みや葛藤が存在しています。

ワーキングペアレンツ向け転職サービス『withwork』を運営するXTalent株式会社は、共働き・子育て世代を対象に、キャリアとパートナーシップの実態に焦点を当てたアンケート調査を実施しました。

その結果からみえてきた、「良好な夫婦がやっている、10の具体的行動」を紹介します。

<参考元>
「ライフイベントがキャリアに与える影響」実態調査
「理想の夫婦のあり方と家事育児の納得感」実態調査
「パートナーシップと幸福度」実態調査

<関連コンテンツ>

「夫婦関係が良好な夫婦4パターン」
・「夫婦関係が良好な人の10の具体的行動」(★本記事)
「男女で異なる夫婦関係を良好と感じる基準」
「夫婦関係を静かに壊す、7つのNG行動」

関係が良好な夫婦がやっている10の具体的行動

共通していたのは、派手な努力ではなく、小さな行動の積み重ねでした。

① 「話し合いの時間」を意識的につくる

夫婦間もしくは日常で課題が生じた際には、衝突を避けたり、問題を先送りにしたりせず、「時間を取って話し合い、解決策を一緒に考える」。

ポイントは、「感情が爆発してから話すのではなく、落ち着いているときに話す」ことです。

②勝ち負けをつくらない

話し合いの場では、

  • 正しさを競わない
  • どちらが悪いかにしない

良好な夫婦は、「着地点を探す」ことを優先しています。

③ 「ありがとう」を習慣化する

ただの「ありがとう」ではなく、

  • 「今日の送り迎え助かった」
  • 「あの一言、うれしかった」

など、具体的に伝える

感謝が“習慣化”している夫婦ほど、関係は安定しています。

④ 相手を変えようとしすぎない

良好な夫婦は、

  • 完璧な分担
  • 理想的な反応
  • 自分と同じ価値観

を求めすぎません。

相手への過剰な“理想像の押しつけ”を手放し、対話を通じて相手を理解しようとします。

⑤ 感情を“翻訳”して本音を伝える

相手が察してくれないことや「なんで分からないの?」と責めるのではなく、

  • 「自分はこう感じた」
  • 「ここが少し悲しかった」

主語を自分にし、自身の気持ちや本音を伝えます。

⑥ 不満を溜め込まない(小さいうちに出す)

非良好層との大きな差はここ。

良好な夫婦は、

  • 小さな違和感を
  • 小さいうちに
  • 軽いトーンで出す

結果として、大爆発が起きません。

⑦ 「自分の機嫌」を相手任せにしない

機嫌の責任を相手に押し付けない。

  • 自分の疲れは自分でケアする
  • でも、我慢して閉じない

微妙なバランスが大事です。

⑧ 役割は“固定”ではなく“調整”

家事・育児の負担は、

  • 一度決めたら終わり
    ではなく、
  • 状況に応じて見直す

良好な夫婦ほど、「今のバランスどう思う?」と定期的に確認しています。

⑨ 相手の世界や価値観を尊重する

  • 仕事の話をちゃんと聞く
  • 趣味や友人関係に口を出しすぎない
  • 一人の時間を否定しない

良好な夫婦は、互いの距離感のコントロールが上手です。

⑩ “どうせ無理”で終わらせない

良好な夫婦は、ズレがあっても、すれ違いがあっても、関係をあきらめない。

  • 話せば通じるかもしれない
  • まだ良くできるかもしれない
  • 修復できる関係だと信じている

相手に完璧を求めない。
でも、「どうせ無理」と心を閉ざさない。

このバランスこそが、良好な夫婦の静かな強さです。

まとめ|良好な夫婦に共通していたのは、“特別なこと”ではなかった

今回の調査で見えてきたのは、良好な夫婦は特別な相性や理想的な関係を持っているわけではない、という事実でした。

ズレはある。不満もある。疲れることもある。

それでも違っていたのは、

  • 話すことをやめない
  • 勝ち負けをつくらない
  • 小さな違和感を放置しない
  • 相手に過度な期待はしない
  • でも、関係そのものはあきらめない

という姿勢でした。

夫婦関係は、完璧だから続くのではない。
修復できると信じられるから続く。

もし今、「うまくいっている」と感じているなら、それは偶然ではなく、積み重ねの結果かもしれません。

少し揺らいでいるなら、まだ引き返せる地点にいる可能性もあります。

大きなことを変える必要はありません。

今日、一言だけ具体的な「ありがとう」を伝える。
「最近どう?」と聞いてみる。

その小さな行動が、“壊れにくい構造”を静かに支えています。

夫婦関係は、理想で守るものではありません。
日々の小さな選択で育てていくものです。

関連する調査結果&コンテンツ

<参考元>
「ライフイベントがキャリアに与える影響」実態調査
「理想の夫婦のあり方と家事育児の納得感」実態調査
「パートナーシップと幸福度」実態調査

<関連コンテンツ>

「夫婦関係が良好な夫婦4パターン」
・「夫婦関係が良好な人の10の具体的行動」(★本記事)
「男女で異なる夫婦関係を良好と感じる基準」
「夫婦関係を静かに壊す、7つのNG行動」

  • 記事をシェア
監修 / 大野 綾

株式会社サイバーエージェントに入社後、子会社の立ち上げ、広告代理店営業、営業マネージャーを経験。夫の転勤で中国北京へ帯同し、現地日系企業で就業。帰国後、株式会社サイバー・バズにて、インフルサーマーケティングディレクターや販売管理責任者に従事。第二育休復帰後に、子会社社長としてデジタルマーケティングに特化した人材紹介事業およびコーチング事業を展開。これまでの経験を生かしより社会課題に向き合うべく、withworkへ参画。

ライター / 増本 千尋

京都大学大学院 生命科学研究科 修士課程修了。株式会社フェリシモに新卒入社。Webマーケティング業務に幅広く携わる。株式会社グロービスに転職後、若手ビジネスパーソン向けWebメディアを立ち上げ、初代編集長を務める。dely株式会社にて、コンテンツディレクター兼チームリーダーとして従事。2022年、XTalent株式会社に入社。広報&マーケティング業務に携わる。

この記事の監修者
大野 綾

株式会社サイバーエージェントに入社後、子会社の立ち上げ、広告代理店営業、営業マネージャーを経験。夫の転勤で中国北京へ帯同し、現地日系企業で就業。帰国後、株式会社サイバー・バズにて、インフルサーマーケティングディレクターや販売管理責任者に従事。第二育休復帰後に、子会社社長としてデジタルマーケティングに特化した人材紹介事業およびコーチング事業を展開。これまでの経験を生かしより社会課題に向き合うべく、withworkへ参画。

この記事のライター
増本 千尋

京都大学大学院 生命科学研究科 修士課程修了。株式会社フェリシモに新卒入社。Webマーケティング業務に幅広く携わる。株式会社グロービスに転職後、若手ビジネスパーソン向けWebメディアを立ち上げ、初代編集長を務める。dely株式会社にて、コンテンツディレクター兼チームリーダーとして従事。2022年、XTalent株式会社に入社。広報&マーケティング業務に携わる。